給食センターの省エネ
2025-12-05 11:15:27

SDATの熱交換器が釧路市の給食センターで省エネと脱炭素を実現

SDATの熱交換器が釧路市学校給食センターで新たな省エネの形を創出



株式会社SDATが開発したヒートパイプ式熱交換器「サーモコイル」が、釧路市学校給食センターに導入され、大幅な省エネと脱炭素化を実現しました。この給食センターは、今年の4月に開所し、市内に存在した4つの施設を統合する形で設計されており、一日あたり9,000食以上を地元の小中学校に提供するという大規模なプロジェクトとして注目を集めています。

サーモコイルの機能


サーモコイルは、高効率な熱交換を可能にする機器で、その特性を活かし、冬期間の外気温(なんと-12.7℃)を利用してキッチンから出る排気との熱交換を行います。このプロセスにより外気の温度は4.5℃まで上昇し、結果的に約910kWのエネルギーが節約されるという仕組みです。このように、従来の暖房エネルギーの約30%を削減することができます。

冷冷地の省エネ問題に立ち向かう


釧路市の給食センターは寒冷な地域に位置するため、常に高い空調負担がかかっていました。多くの換気が必要な施設では、空調設備の効率化が喫緊の課題となります。そこでSDATのサーモコイルは動力不要で高効率のため、冷冷地の施設でも広く採用される選択肢として進化を遂げています。また、部品交換が不要でメンテナンスも簡易であり、長期的な運用が可能です。

脱炭素化の未来を切り拓く


SDATは今後も、さまざまな施設に向けて脱炭素と省エネルギーの推進を目指し、サーモコイルのさらなる普及を図ります。教育現場だけではなく、病院やプールなど、幅広い業界での適応が期待されています。

同給食センターのサーモコイルが組み込まれた空調機は、その機能性だけでなく、地域における環境負荷の低減にも寄与していることを示しています。SDATのイニシアティブは、持続可能な社会に向けた一歩として、多くの注目を集めることでしょう。

株式会社SDATの詳細および製品に関するお問い合わせは、以下の情報をご参照ください。


会社概要


  • - 名称:株式会社SDAT
  • - 所在地:大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-1-1
  • - 設立:1951年4月
  • - 資本金:1億円
  • - 代表者:代表取締役社長 御所名健司

このプロジェクトは、SDATが地域に根付いた持続可能な開発を進めるための一つの試みです。今後の進展にぜひご期待ください。


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