Nehanとテックタッチの連携
Nehan株式会社(東京都港区)が提供する公共営業AIワークフロー「Labid(ラビッド)」は、テックタッチ株式会社の技術を導入し、顧客との関係構築の新たな形を実現しました。これにより、カスタマーサクセス(CS)担当者の負担を軽減し、利用開始時の顧客への操作説明を完全に自動化しました。この背景には、増加するユーザーに対してCS担当者が個別に実施していたプロセスの効率化が求められていたことがあります。
導入の背景
「Labid」は自治体や官公庁の入札案件を簡単に検索・管理し、企業の公共営業活動を効率化します。しかし、システム利用を開始する新規ユーザーへの個別対応が当初は大きな負担となっていました。具体的には、新規顧客一社あたり、カスタマーサポートに要する時間は月約3時間で、その中には初回利用時の操作説明が約1時間も含まれていました。このような現状を打破するために、Nehanはテックタッチを採用しました。
自動化の効果
テックタッチの導入により、操作説明をデジタルガイドに置き換え、CS担当者の業務工数を30%削減することに成功しました。これにより、初回のミーティングでは、より本質的な業務支援、つまり導入の目的の整理や成果創出に向けたロードマップ策定に時間を割り当てることが可能になりました。実際のところ、操作ガイドの累計再生数は1,900回を超えており、多くのユーザーが自走して利用を開始しています。
スムーズなセルフオンボーディング
新機能がポップアップで表示され、重要機能の認知度が高まっています。特に「検索条件の保存」や「AIによるレコメンド機能」などの利用促進が顕著で、これによりユーザーの使い勝手が向上しました。今後は、利用データや入力完了率を分析して、ユーザーの属性に応じたガイドの出し分けを進めていく計画です。
Nehanのビジョン
Nehanの代表、鶴巻氏は「Labid」が公共営業に関わるすべての人々にとって必要不可欠なインフラになることを目指しています。今回のテックタッチの導入により、CS部門はユーザーの成果創出支援により集中することができるようになり、従来の「ナビゲートからの脱却」が図られました。
最後に
今後の展望として、Nehanは引き続きUXの向上へと投資し、公共営業の現場におけるワークフローの変革を促進していく方針です。テックタッチを通じて、多くのユーザーが「Labid」を無理なく活用でき、その結果として官民双方において業務効率化が進むことが期待されます。これにより、日本の公共営業の未来がさらに明るいものとなるでしょう。