CaTeが資金調達
2025-12-03 09:44:47

心臓リハビリ医療が進化!CaTeがシリーズBラウンドで資金調達を完了

株式会社CaTeが新たな資金調達を実施



2025年11月、東京都文京区に本社を置く株式会社CaTeは、シリーズBラウンドのファイナルクロースを迎え、三井住友信託銀行株式会社とごうぎんご縁結び1号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により、累計17.3億円の資金を調達しました。

持続的成長への道



今回の資金調達により、CaTeは創業以来、株式による累計資金調達額が23.5億円に達し、研究開発にあてる資金は合計で25.4億円に上ります。その主な目的は、心臓リハビリプログラム向けの医療機器の研究開発にあります。

課題の解決に向けた取り組み



心疾患は日本人の死因の中で2位を占めており、心臓リハビリテーションの必要性が高まっています。しかし、継続的な通院によるリハビリは、時間的にも物理的にも多くのハードルが存在し、患者の参加率は非常に低いという現実があります。

CaTeは、これらの課題を解決するために、有効で安全かつ使いやすい遠隔心臓リハビリシステムの開発に注力しています。このシステムは、患者自身が自宅で手軽にリハビリに取り組めることを目指しています。

三井住友信託銀行のインパクトエクイティ投資部長、米田一弥氏は、心臓疾患の予防や治療には新たなソリューションが必要であると述べ、「CaTeの取り組みが社会に貢献することを期待しています」と、その重要性を強調しました。

社会課題の解決



ごうぎんキャピタル株式会社代表取締役社長の井田修一氏も、「CaTeが開発する自宅での心臓リハビリが、医療界が抱える社会課題を解消する一助となるだろう」と期待を寄せています。また、山陰合同銀行グループにはさまざまな医療機関との取引があり、地域医療の発展に貢献する意思が表明されました。

代表者のコメント



CaTeのCEO、寺嶋一裕氏は、資金調達が会社の次のステージへ進むために大きな支えとなると述べ、より良い治療を提供するために努力を続ける決意を表明しました。「私たちは『Exercise is Medicine』の理念に基づき、健康的で活気のある社会の創造を目指しています」と話しました。

会社概要



株式会社CaTeは、2020年に設立され、東京都文京区に本社を構えています。名古屋にもオフィスを持ち、心臓リハビリを導入した医療機器の開発を行っています。公式ウェブサイトも公開されており、今後の展開が注目されています。これからも地域医療の発展に寄与し続けることが期待されている企業です。


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