檸檬会が埼玉県の研修事業者に！障がい福祉へも事業拡大

檸檬会が埼玉県の指定事業者として研修を開始

社会福祉法人檸檬会（れもんかい）は、令和6年度の埼玉県における「サービス管理責任者等基礎研修」を開講することとなりました。この研修は、障がい福祉サービスにおける質の向上を目指し、サービス管理責任者や児童発達支援管理責任者を育成することを目的としています。

檸檬会の背景

檸檬会は、全国で78の施設と92のサービスを提供し、保育事業や障がい福祉事業を展開している社会福祉法人です。法人本部は和歌山県紀の川市にあり、理事長は前田効多郎氏です。檸檬会は、令和5年度より東京都の「保育士等キャリアアップ研修」の指定事業者として活動しており、今回新たに埼玉県の指定事業者として障がい福祉分野にも事業を拡大しました。

研修の概要

「サービス管理責任者等基礎研修」は、障がい福祉サービスにおける基本的な知識や技能を身につけるためのカリキュラムを提供します。受講は全国どこからでも可能で、オンラインでの学びにも対応しています。

研修コースについて

研修にはAコースとBコースがあり、受講者は自身のレベルやニーズに応じて選択できます。

- Aコース内容（受講料 36,000円）

共通講義（eラーニング）、専門講義（eラーニング）、事前課題提出、ライブ演習が含まれます。

- Bコース内容（受講料 30,000円）

専門講義（eラーニング）、事前課題提出、ライブ演習が含まれ、相談支援従事者初任者研修の修了者が対象です。共通講義は免除となります。

申込期間とスケジュール

申込期間は令和7年2月1日から2月14日まで。書類提出の締切は2月17日で、共通・専門講義のeラーニングは2月8日から28日までの期間中に実施されます。演習は3月1日に行われるので、参加希望者は日程を確認の上、申し込みを進めてください。

また、公式WEBサイト（檸檬会研修ページ）からも詳細情報を確認できます。

さらなる事業展開

檸檬会では障がい福祉事業も積極的に展開しており、就労移行支援事業所や児童発達支援など様々なサービスを提供しています。また、奈良県の大学跡地を新たな拠点として「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」を2023年春に開設し、地域に根ざした共生社会の実現を目指しています。

多様性を尊重し、様々な背景を持つ人々が共に学び、働き、生活できる環境づくりを進めています。教育と福祉が一体となったコミュニティを形成することこそが、檸檬会の最大のビジョンです。

今後の取り組みにも、ぜひ注目していきたいですね。