セメント業界における新技術の可能性を広げるセミナー
2025年7月4日(金)、JPI(日本計画研究所)主催のセミナーが開催されます。このセミナーでは、アイシーラボの代表、室井髙城氏を講師に迎え、セメントや無機塩を用いた最新のCO2削減技術について解説が行われます。今日、セメント産業は鉄鋼に次いで多くのCO2を排出しており、これをどのように抑制するかが喫緊の課題となっています。
CO2を削減するセメントの新技術
セミナーでは、CO2を積極的に削減する様々なセメント技術が紹介されます。例えば、ポルトランドセメントや高炉セメント、さらにはフライアッシュを利用したセメントやSolidiaセメント、そしてLC3セメントといった新しいアプローチが議論されます。これらの技術がどのようにCO2の発生を抑えるか、またセメント業界全体に与える影響について深掘りされます。
CO2利用コンクリートとその未来
さらに、CO2を利用したコンクリートのトピックも取り上げられます。SUICOMやカーボンキュア、Carbicreteといった新型コンクリートがどのように開発されているのか、また、カルシウムカーボネートや人工石灰石を使用したコンクリートの可能性についても触れられます。これにより、将来的にはコンクリートのリサイクルが推進されることが期待されています。
意義深い交流の場
このセミナーは、参加者同士のネットワーキングの機会も提供します。通常は人脈を広げるのが難しい講師との名刺交換の時間も設けられており、新たなビジネスチャンスを獲得する絶好の機会となります。セミナー終了後には、講師への質問受け付けやお取り次ぎも行われるため、多くの疑問を解消できること間違いなしです。
参加方法と費用
受講方法は、会場受講、ライブ配信、またはアーカイブ配信から選べます。アーカイブ配信では、2週間にわたって再視聴が可能です。受講料は1名につき37,320円(税込)、2名以上の参加の場合は、社内や関連会社で同時申し込みを行うと割引が適用されます。また、地方公共団体に所属する方には特別価格も設けられています。
まとめ
現在、セメント業界は持続可能な発展に向けた変革の最中です。CO2削減に向けた新しい技術の開発や導入は、今後の産業の未来に大きな影響を及ぼすことでしょう。このセミナーを通じて、最新の知見を得て業界の進化に貢献したい方は、ぜひお申し込みください。
詳しい内容やお申し込みは
JPI公式サイトをご覧ください。