カンボジアの未来を切り開く医療者たち
クラウドファンディング開始のお知らせ
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区、理事長:𠮷岡春菜)は、本日8月12日より、カンボジア人医療者7名を世界最大級の外科学会「世界内視鏡外科学会(WCES)」へ派遣するためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、医療支援と人材育成を通じて、カンボジアの医療の質を向上させることを目的としています。詳細は
こちらのページをご覧ください。
医療崩壊の歴史
カンボジアの医療は、1970年代のポル・ポト政権下で多くの医療者が命を落とした歴史を持ち、現在でも医師は人口1,000人あたり約0.2人と、著しく少ない状況です。このような中で、適切な医療を提供できる人材の育成は喫緊の課題となっています。
ジャパンハートは、2009年よりカンボジアにおいて医療活動を始めました。現在は「ジャパンハート医療センター」や「ジャパンハートアジア小児医療センター」を拠点に、無償医療を提供するだけでなく、奨学金制度や日本人専門医による技術指導を通じて、カンボジア人医療者の自立した医療体制の構築を進めています。
成長を遂げるカンボジア医療者
今回派遣される7名の医療者の一人、外科医ラタナは、ジャパンハートの奨学金制度「夢の懸け橋」の一期生です。ラタナは、医師になる夢を叶えることができたのはジャパンハートのおかげだと語っています。彼は、農村で育ち、貧しい人々に医療を提供したいという強い意志を持つ医師です。現在、彼は年間200件以上の手術を行う外科医として活躍しています。彼はWCESで「開発途上国に導入したガスを使わない腹腔鏡手術 ― カンボジアでの我々の経験から」というテーマで発表を行う予定です。
医療現場への波及効果
派遣される7名の医療者は、WCESへの参加だけではなく、日本の医療機関で手術を見学する機会も得る予定です。この経験を通じて、得られた知識や技術をカンボジアに持ち帰り、現地の医療現場でのシェアを目指します。年間約30,000件の診療を行うカンボジアの医療現場に、彼らの学びが広がることを期待しています。
クラウドファンディングの活用
皆様からの支援は、学会参加費用や渡航費、指導医の招へいや技術指導、若手医療者の育成にかかる費用などに充てられます。
具体的な使い道は以下の通りです。
- - 7名医師・看護師のWCES参加費
- - 日本への渡航及び宿泊費
- - 指導医の招へいと技術指導
- - 若手医療者の国内外研修の機会提供
- - 新規医療者の雇用と院内研修プログラム
松永医師は「彼らは貧しい家庭出身ながら、夢を追い続けてきたエリートたちです。彼らに日本の技術を正確に伝え、次の世代に受け継ぐことができるのはとても嬉しいです」と語ります。日本の医療の知識がカンボジアに広がることが期待されます。
クラウドファンディングにご参加を
このプロジェクトは、2026年8月12日から31日まで資金を募ります。目標金額は300万円です。リターンも用意されていますので、ぜひご支援をお願いいたします。支援方法や詳細は
こちらのリンクよりご確認ください。
カンボジアの未来を担う医療者たちの挑戦に、皆様の温かいご支援をお待ちしています。