野口五郎の歩みを語る初の自伝『僕は何者』が発売決定

音楽界の巨星、野口五郎の珠玉の自伝が登場

1971年にデビューし、多様な音楽スタイルで愛され続ける歌手・野口五郎が初めて自身の人生を赤裸々に語る自伝『野口五郎自伝僕は何者』が、2025年2月21日にリリースされます。この書籍は701ページにもわたり、彼の幼少期から現在に至るまでの多彩な人生を詳細に紐解いています。

新御三家としての輝かしいキャリア

野口五郎は郷ひろみや西城秀樹と共に“新御三家”と称され、アイドル的な人気を誇ってきました。彼の音楽はただのアイドルソングに留まらず、こだわりのあるサウンド作りを行い、マルチな楽器演奏者としても知られています。また、演歌からポップス、バラードに至るまで、幅広いジャンルに挑戦し続ける姿勢は多くのファンを惹きつけてやみません。

この自伝においては、彼の成長過程やデビュー時の挫折、さらには成功とその影にあった苦悩が綴られています。たとえば、デビュー前には数々の困難がありつつも、彼を支えてくれた仲間や家族の存在がどれほど大切だったかを振り返り、自身の音楽への情熱を再確認する内容となっています。

人間性と音楽へのこだわり

自伝では、野口自身が経験した音楽業界の裏事情や、様々なアーティストとの交流を交えながら、音楽に対する彼の考え方も紹介されています。特に、彼が新しい音楽表現に挑戦し続ける理由や、後進への支援の重要性に言及している部分も印象的です。

近年の進化

さらには、近年は技術者としての顔も持ち合わせ、音楽配信アプリの開発などで特許を取得している点も見逃せません。『DMV』という配信サービスの開発で示した革新性は、彼が音楽の未来にどのように貢献していけるのかを物語っています。こうした活動も、自伝の中でしっかりと語られ、多彩な彼の魅力が詰め込まれています。