関大万博フェスタ
2025-07-02 11:50:17

関大万博フェスタでLGBTQの理解を深めるオリジナルステッカー配布

関大万博フェスタでのLGBTQへの理解促進



2023年6月30日、関西大学の千里山キャンパスで行われた「関大万博フェスタ~巡縁祭~」では、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが協力し、「KANDAI RAINBOW DAY」と呼ばれる特別なイベントを開催しました。この日は、性の多様性を祝福し、自己表現を大切にすることを目的として、多くの参加者が集まりました。

「KANDAI RAINBOW DAY」のテーマは「だれかの“普通”に合わせなくても、安心していられる関大に。」です。このテーマのもと、参加者は性の多様性や自分らしさを尊重することについて学ぶ機会を得ました。ただ単に知識を学ぶだけでなく、楽しみながら体験できる場となりました。

体験ブースとステッカー配布



このイベントでは、6つの体験ブースが設置され、訪れる人々はクイズやワークショップを通じてLGBTQに関する知識を深めました。特に両社が共同で出展したブースでは、LGBTQに関するクイズを出題し、正解した参加者にはコカ・コーラ社製品とLGBTQ理解促進のためのオリジナルステッカーがプレゼントされました。ステッカーは312枚用意され、参加者からは「クイズを解くのが楽しかった!」や「ステッカーがとてもかわいい!」という声が寄せられました。

デザインに込めた想い



配布されたオリジナルステッカーのデザインは、2024年10月に女装パフォーマーのブルボンヌ氏と両社のアライ社員が意見を交わしながら決定しました。約30案が集まった中から、両社の約2,600名の社員による投票で選ばれたデザインには、多様性への理解と共感を促すメッセージが込められています。

アライとは、LGBTQを理解し支援する仲間を指し、自身が性的マイノリティであるかに関係なく、幅広い理解と支援の輪を広げていくためのキーパーソンです。このような取り組みを通じて、企業を超えた連携や社会参加が進んでいることが感じられます。

今後の展望



ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、今後もSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて連携し、LGBTQの理解を深めるための活動を継続していく考えです。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者は、「学生たちが自分らしさを尊重し合える社会について考えるきっかけを提供できたことが非常に嬉しい」と語り、ファミリーマートの担当者も「一人ひとりが自分らしく生きられる社会作りに貢献していきたい」と意気込みを示しました。

この日、参加者は新たな学びの場を体験でき、また一歩未来の多様性を尊重する社会に向けた一歩を踏み出したのです。イベントの成功を受けて、今後もこうした取り組みが広がっていくことを期待します。


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