未来を選択する会議
2025-10-27 15:22:18
人口減少問題に立ち向かう新たな会議発足!未来を選択する会議の活動開始
人口減少問題に主体的に取り組む「未来を選択する会議」が発足
2023年10月27日、民間主導で人口減少問題に取り組む「未来を選択する会議」が発足しました。この会議は公益財団法人日本生産性本部が事務局を務めており、正式な設立が記念のシンポジウムで発表されました。
この新たな組織は、日本が本格的な人口減少時代に突入する中で、持続可能で活力ある社会を構築し、多様性と成長を促進することを目指します。「人口減少時代の生き方、くらし方、働き方を考える」というテーマのもと、経済界、労働界、地方自治体、子育て支援団体、学識者、若者など、幅広いステークホルダーが参画する形で、全員が主体的に関わる社会の実現を目指しています。
発足会では、日本生産性本部の会長である小林喜光氏の開会挨拶に続き、共同代表に就任する増田寛也氏が設立趣旨や活動計画について詳しい説明を行いました。これにより、全ての参加者がこの活動の重要性を認識し、今後の展開に期待を寄せました。
発足会の後には、発足記念シンポジウムが開催され、約300名の参加者に加え、オンラインでは全国から400名以上の視聴者が参加しました。シンポジウムは二部構成で、第一部では「未来に向けて、今私たちにできること」というテーマのもと、若者世代からのメッセージが発信されました。これにより、若者の視点が取り入れられた意見やアプローチが共有され、非常に印象的な場面となりました。
続く第二部では、「人口減少時代の生き方、くらし方、働き方を考える」をテーマに、パネル・ディスカッションが行われました。地方自治体の代表者、経済界、労働界、学識者それぞれが自らの立場から意見を述べ、人口減少問題への具体的な取り組みや未来の社会像について幅広く議論がなされました。このディスカッションを通じて、参加者たちは問題解決に向けた具体的なアイデアや提言を持ち帰り、今後の活動に活かすことでしょう。
今後この会議は、シンポジウムやセミナーの開催、関係者との対話・交流、情報発信、調査研究、政策提言などを通じて国民運動の気運醸成を図っていく意向を示しています。これにより、人口減少問題に対する意識が高まり、持続可能な社会の実現に向けて一歩ずつ前進することが期待されます。
共同代表のメンバーは、秋池玲子氏、平井伸治氏、増田寛也氏など、多岐にわたる分野で活躍している方々で構成されています。また、若者から成る「未来に向けた対話チーム」も結成されており、新しい視点からの意見や提言が会議の活動に反映されることになります。
このように、現在日本が抱える重大な課題に対して、民間の力を活用していく新しい形の会議が発足し、今後の活動が非常に楽しみです。国民全体で取り組むべきこの問題に立ち向かうため、多くの人々が集い、知恵を出し合うこの会議に期待が寄せられています。