16心SWR®/WTC®登場
2025-07-07 14:00:23

フジクラが新たに16心SWR®/WTC®の販売を開始!データセンタの需要に応える最新技術

フジクラの新製品16心SWR®/WTC®の登場



株式会社フジクラは、最新の光ファイバケーブル「16心Spider Web Ribbon®(SWR®)」を搭載した、細径高密度型光ファイバケーブル「Wrapping Tube Cable®(WTC®)」の販売を開始しました。この新製品は、AIデータセンタやハイパースケールデータセンタを視野に入れた戦略的商品で、従来にはなかった新たな技術が取り入れられています。

新しい技術のポイント



16心SWR®/WTC®は、一括融着接続が可能な新しいタイプの光ファイバーで、従来品と比べて融着作業時間を大幅に短縮することができます。これは、多心接続型光コネクタ、特にMMCやMPOとの高い親和性を持っているためです。

さらに、この製品は北米および欧州の建材規格に適合した高難燃性、低発煙性のシースを採用しており、屋内外での使用が可能となっています。この特性により、幅広いニーズに応えることが期待されています。

市場のニーズに応じた製品ラインナップ



近年、クラウドサービスや生成AIの成長に伴い、データセンタへの投資が世界規模で進んでいます。それに呼応して、16心タイプの光コネクタの需要も増加しています。フジクラは、288心から6912心までの製品をラインナップに加え、多様化する市場ニーズに応えます。

新開発の16心SWR®/WTC®は、細径高密度な特長を持ち、スペースの有効活用ができる点も大きな魅力です。特に、一度に融着接続できるファイバ数が増えたことで、作業現場における工数が削減され、作業時間も短縮されます。

高度情報化社会を支える



今日、通信トラフィックは急激に増加しており、データセンタの構築に関するニーズはますます高まっています。フジクラは、効率的に既存インフラを活用できるSWR®/WTC®の供給を通じて、高度な通信ネットワークの構築に寄与し続けることを目指しています。これにより、高品質で革新的な技術を提供しながら、情報社会のさらなる発展を支えることが期待されています。

この新しい16心SWR®/WTC®は、ビジネスや社会に大きな影響を与える可能性があり、今後の市場動向が注目されます。フジクラの最新技術がどのように広がりを見せるのか、ぜひ今後の展開にもご注目ください。


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