ダンスを愛する高校生たちの真剣勝負
2025年2月16日(日)に開催された『マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025』のEAST vol.3.5予選大会は、熱気あふれる高校生ダンサーたちの饗宴でした。ダンス部を持つ全国の高校から集まった生徒たちが、日々の練習の成果を存分に発揮しました。
決勝大会への切符を手にした4校
今回の予選では、特に目を引いたのが、SMALL部門とLARGE部門それぞれの優勝校です。まずEAST vol.3.5 SMALL部門では、白鵬女子高等学校ダンス部の「OBSIDIAN」が見事なパフォーマンスを披露し、優勝を果たしました。「国技館のステージに立つことを目指してきたので、本当に嬉しいです。このまま頑張ります!」と、受賞の歓びを語りました。
一方、LARGE部門では神奈川県立市ケ尾高等学校が優勝しました。「応援してくれた保護者や友人に感謝したいです。決勝大会でもさらに良いパフォーマンスができるよう努力していきます」と意気込みを示しました。両校とも、4月19日(土)に行われる決勝大会でのパフォーマンスを楽しみにしています。
また、2位のチームも特筆すべき成績を残しました。SMALL部門では宝仙学園高等学校女子部の「ReguLu’s」が、LARGE部門では日本大学明誠高等学校「Agate」が、それぞれ次の戦いに向けて気を引き締めています。「両国国技館でパフォーマンスができれば」と、彼らの成長が期待されます。
各部門の受賞校も発表
受賞校についても多くの注目が集まりました。SMALL部門では、3位にさいたま市立大宮北高等学校の「L.E.O.」、4位は日本大学明誠高等学校の「Ishtar」、5位にはトキワ松学園高等学校の「蚕」が入賞。さらにLARGE部門では、3位に東京都立三田高等学校の「MDT」、4位には白鵬女子高等学校の「ABYSS」、5位には東京都立葛飾野高等学校の「KTN CLAN」がそれぞれ受賞しました。
特別賞の受賞校も
また、今年の競技では特別賞も用意されており、全チームが500ポイントを獲得しました。特に個人のスキルやクリエイションを称賛する頭角を現した才能も多く見られ、高校生たちのクリエイティビティが際立つ場面が見受けられました。
#『マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025』について
このコンペティションは、全国の高校生ダンス部及びダンス同好会による競技大会で、2015年にスタートして以来、今回で11回目の開催となります。上位入賞者やポイントランキングで選出されたチームが、4月の決勝大会へと進出し、日本一を争います。決勝大会ではただの競技にとどまらず、多様なパフォーマンスやコンテンツが同時に展開される、「高校生ダンスフェス」としても盛り上がります。
高校生ダンス文化の今後の発展を期待しつつ、彼らの活躍を見守りたいと思います。決勝大会までの彼らの成長と、新たな挑戦に期待が高まります。