健康寿命の延伸を支える新しい寄付プログラム
近年、企業の社会的責任がますます重視されている中、SOMPOひまわり生命保険株式会社は2025年6月10日から、新たな寄付プログラムを開始します。このプログラムは、取引先の皆さまへの祝花や祝電の代わりに、国立長寿医療研究センターへの寄付を行うというものです。この取り組みの背景には、社会全体の健康寿命延伸を目指すという同社の強い意志があります。
1. 背景・目的
SOMPOひまわり生命は「“安心・安全・健康”で溢れる未来へ」という理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて、健康を支えるさまざまな取り組みを強化してきました。最近では、祝花や祝電を受け取らない取引先が増え、環境への配慮が求められる状況が広がっています。
そのため、同社は環境負荷が少なく、かつ社会貢献につながる形で祝意を示す新たな方法を模索しました。これを受け、取引先へのお祝いの代わりに寄付を行うことを決定したのです。
2. プログラムの内容
これまで、同社は取引先の皆さまへの感謝の気持ちを込めて、昇進や栄転のお祝いとして祝花や祝電を贈っていました。しかし、今後はその金額に相当する寄付が行われることになり、その寄付先として選ばれたのが国立長寿医療研究センターです。
国立長寿医療研究センターは、健康寿命の延伸に貢献する研究活動を行っています。同社は、その活動を支援することで、お客様やコミュニティの健康をさらに後押ししていく方針です。特に、健康・介護・老後資金といった3つの「不」の解消に注力し、より充実した高齢者ライフをサポートするための支援を行うことが目的になります。
3. 今後の展望
新しい寄付プログラムのスタートにあたり、SOMPOひまわり生命は、取引先からの祝意を辞退させていただくことを発表しました。この決定に対しては、環境負荷の低減と健康寿命の延伸に向けて共に取り組む姿勢を皆さまに理解していただきたいという思いが込められています。
同社は、寄付を通じて取引先との関係をさらに深め、健康で自立した生活を送れる社会を実現するための一歩を踏み出すことを目指しています。これからの活動を通じて、企業としての誇りを持ちながら、社会に貢献できるよう努めてまいります。
今回の取り組みは、単なる企業のプログラムにとどまらず、地域全体に健康の重要性を訴えるメッセージとも言えるでしょう。人々が年齢を重ねても元気に生活できる社会を共に目指していくことが、私たちの新たな使命です。