飲食業界におけるカスタマーハラスメント対策の新たな一歩
最近、飲食業界ではカスタマーハラスメントが深刻な問題となっています。この状況を受け、株式会社Genki Global Dining Conceptsは、従業員が安心して働ける職場環境を守るため、2025年6月20日に「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました。
何が問題なのか?
カスタマーハラスメントとは、顧客からの不適切な要求や行動が、従業員の就業環境や他のお客さまの食事体験に悪影響を与えることを指します。具体的には、暴言や過剰な要求、プライバシーの侵害などが挙げられます。これらの行為は、従業員のみならず、店舗全体の雰囲気やサービスの質を低下させる危険性があります。
Genki Global Dining Conceptsは、こうした行為がもたらす問題を真剣に捉え、従業員の権利を守るためには企業として毅然とした態度が必要だと考えています。
基本方針のポイント
この基本方針では、カスタマーハラスメントに対する対応策が明記されています。主な内容としては、次のような取り組みが含まれています:
- - 攻撃的な行為には厳しい対応:暴力や脅迫、侮辱などの行為には、警察や弁護士と連携して対応します。これにより、従業員の安全を確保することが目指されています。
- - 環境を守るための措置:業務を妨害するような行為や、支配的な態度に対しても、厳正な対応を取ることが明言されています。必要な場合には、顧客へのサービス提供をお断りすることもあります。
- - 従業員へのサポートが充実:全従業員への方針の徹底を図るとともに、サポート体制を強化し、必要な研修を実施します。
確かな食体験の提供を目指して
Genki Global Dining Conceptsは「私たちは、まごころ込めた一皿で、豊かで楽しい時間(ひととき)を提供し、世界中を“元気”にします」という経営理念のもと、ただ食事を提供するだけでなく、あくまで心から楽しめる食体験を提供することに重きを置いています。この取り組みを通じて、安心して働ける環境を整えることで、より良いサービスを提供し続けることができるのです。
お客様への真摯な姿勢
企業として大切なのは、顧客からの声に真摯に向き合う姿勢です。しかし、カスタマーハラスメントに該当する行為に対しては、勇気を持って反撃することも求められます。これによって、全従業員が安心して勤務できる環境の維持を目指しています。
まとめ
飲食業界は、顧客と従業員の信頼関係が築かれる場所です。このような環境を守るためには、企業が率先してカスタマーハラスメントに立ち向かうことが重要です。Genki Global Dining Conceptsの基本方針は、これからの飲食業界が抱える課題の解決に向けた一つの前進であり、その取り組みが皆様にとっても安心して楽しめる食の場を提供するための礎となることでしょう。
本件に関するお問い合わせは、株式会社Genki Global Dining Conceptsの総務部までご連絡ください。電話:03-6824-9200、メール:soumu@genki-gdc.co.jp。