バスケと環境意識を同時に学ぶ教室
2025年2月6日、豊島区立要小学校で「アルバルク東京×サーモス バスケとSDGs教室」が開催されました。このプロジェクトは、プロバスケットボールチームのアルバルク東京と、魔法びんのグローバル企業であるサーモスが共同で行ったもので、約60名の小学6年生が参加しました。
当日は、アルバルク東京のアカデミーコーチ2名が指導するバスケットボール教室が行われ、子どもたちは楽しみながらパスやドリブルを学び、ミニゲームにも挑戦しました。参加者の1人は、「バスケットボール教室がとても楽しく、あっという間に時間が過ぎました。SDGsについてもよく知ることができてよかったです」と感想を述べました。
SDGsの重要性を学ぶ時間
また、SDGs(持続可能な開発目標)に関するミニセミナーも行われ、サーモスの社員が「循環型経済」について話しました。特に強調されたのは、サーモスが実施している『ステンレス製魔法びん 回収サービス』への参加がいかに環境に貢献するかという点です。この回収サービスは、要小学校内に設置された回収BOXを利用して、使い終わった魔法びんを再資源化する取り組みです。
回収期間は2025年3月21日までで、対象は使用済みステンレス製魔法びん、タンブラー、スープジャーなどです。ただし、利用は豊島区立要小学校の関係者のみに限られています。
どのように役立つのか
この活動を通して、子どもたちやその保護者、学校関係者がSDGsの重要性を理解し、日常生活でのアクションへとつなげることを目指しています。また、サーモスとアルバルク東京は3年間、SDGsパートナー契約を締結しており、両者が共同で環境にやさしい取り組みを行っています。例えば、アルバルク東京の試合観戦時には、マイボトルを利用することで使い捨て容器の削減を呼びかけたり、試合会場で特別企画シートに真空断熱ジョッキを設置したりしています。
サーモスの歴史と取り組み
サーモスは1904年に始まり、世界初のガラス製魔法びんを製品化し、1978年にはステンレス製の魔法びんを世に送り出しました。現在は世界120ヵ国以上で愛され続け、環境に配慮した生活を提案しています。この取り組みも、その一環として位置づけられており、幅広い製品ラインアップを通じて、サステナブルな生活スタイルを推進しています。
ひとりひとりの意識が未来を変える
「バスケとSDGs教室」は、単に楽しむだけでなく、子どもたちにとって環境意識を高める貴重な機会となりました。参加者が学んだことを家族や友人に広め、これからの社会の未来を共に考えるきっかけとなることを期待しています。アルバルク東京とサーモスのコラボレーションは、今後もさらなる広がりを見せるでしょう。