社内報が環境へ一歩
2025-02-06 09:57:10

環境保全の新たな一歩!社内報がゼロCO2ペーパーに変更

環境保全の取り組みが新たな時代を迎える



株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区)は、持続可能な開発目標に沿って新たな一歩を踏み出しました。社内で発行している社内報を2024年秋号より「ゼロCO2ペーパー」に変更したのです。この取り組みは環境への負担を軽減しながら、その活動が地域の林業産業の活性化にも寄与することを目指しています。

ゼロCO2ペーパーの導入背景



2017年から、印刷物の制作・生産過程における環境負荷を軽減するため、進んで環境保全活動に取り組んできた高速オフセット。この企業の目標は、使用する資源や製造エネルギーにおいて、すべての環境負荷を減らすことです。

社内報をゼロCO2ペーパーに変更することで、750部の発行から算出されたCO2排出量は約200kgに相当します。この排出に対して、天川村の「わくわく森プロジェクト」を通じてカーボンオフセットが行われました。これにより、地域の林業が再興されることが期待されています。

ゼロCO2ペーパーとは何か



「ゼロCO2ペーパー」は、紙の製造時に排出される二酸化炭素を相殺する仕組みを持つ用紙です。具体的には、J-クレジットという制度を利用して、排出したCO2量に対するクレジットを購入し、結果として前年には二酸化炭素排出量を中和させるのです。これにより、天川村の森林の保護にも繋がります。

天川村の林業と地域創生



奈良県の天川村では、古くから林業が経済の主軸となってきました。しかし、近年では木材価格の低迷や林業従事者の高齢化、減少により、地域経済が縮小傾向にあります。この課題に対処するためには、地域に留まり「森の恵み」を最大限に活かす産業創出が必須です。

ゼロCO2ペーパーから得られたクレジットは、森林の手入れや維持に使用され、これにより温室効果ガスの吸収が促進されます。加えて、この事業を通じて新たな雇用も創出され、地域の活性化が期待されています。

高速オフセットのさらなる展望



カーボンオフセットへの取り組みだけではなく、高速オフセットでは様々なサステナブルな紙の取扱いも開始しています。特に、「インバーコート」や「バナナペーパー」などの製品がカーボンニュートラルの観点から注目を集めています。環境意識の高い企業にとって、用紙選びに困難を抱えることもあるでしょうが、同社ではその選定のアドバイスも行っています。

さらに、同社では印刷物制作の際のゼロCO2ペーパーのニーズにも応え、持続可能な選択肢を提供しています。このような活動は、単に環境への負荷を軽減するだけでなく、地域社会との連携を深め、持続可能な未来への一助となります。

最後に



高速オフセットの取り組みは、単に情報発信に留まらず、地域の林業の活性化や環境保護にも寄与しています。これらの活動は、社会に対する企業の責任を全うすることにつながり、新たな価値創出の礎となることを目指しています。環境意識の高いあなたも、この動きに目を向けてみるのはいかがでしょうか。私たち一人ひとりが未来を守るためにできることは多くあります。全面的なサステナブルな取り組みに参加し、共に地球の未来を改善していきましょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 森林保全 高速オフセット ゼロCO2ペーパー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。