税理士が見逃せない!「TKCタックスフォーラム2025」の全貌
2025年10月17日(金)、東京都港区の品川プリンスホテルで、「TKCタックスフォーラム2025」が開催されることが発表されました。このフォーラムは、税理士や公認会計士にとって重要な課題を中心に行われるもので、参加費は無料です。
フォーラムの発表内容
当日は、第一部として「変容する働き方と所得区分の境界線」というテーマの研究発表が行われます。この発表は、TKC近畿兵庫会によって行われ、今後の税制への影響を考察します。
午後からは、二人の講師による講演が行われます。最初の講演は、財務省主税局長の青木孝德氏が「税制の当面の諸課題」をテーマに講演を行います。日本が直面する少子高齢化や働き方の多様化、さらには経済のデジタル化など、社会的な大変革に対して税制も変貌を余儀なくされています。青木氏はこれらの課題へのアプローチを解説します。
その後は、一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻教授の吉村政穂氏による「税法規定の複雑化と解釈」に関する講演が行われます。税法は複雑化する一方で、どのように解釈し、実務に活かしていくのか、専門家にとって必聴の内容です。
組織情報と参加方法
このフォーラムは、税務に特化した研究機関である「TKC税務研究所」が主催します。同研究所は1984年に設立され、税務情報の提供を通じて、税理士の支援に取り組んできました。また、共催として公益財団法人租税資料館と、後援にTKC全国会が加わります。
参加の申し込みは、公式ホームページから行うことができます。特にTKC会員以外の税理士や公認会計士も参加が可能で、気軽に情報交換や知識の更新ができる場となっています。
タイムテーブル
「TKCタックスフォーラム2025」のスケジュールは以下の通りです。
テーマ:「変容する働き方と所得区分の境界線」
研究グループ:TKC近畿兵庫会
テーマ:「税制の当面の諸課題」
講師:青木孝德氏(財務省主税局長)
テーマ:「税法規定の複雑化と解釈」
講師:吉村政穂氏(一橋大学教授)
このフォーラムは、税理士や公認会計士のスキルアップと Networking の貴重な機会となります。参加を通じて、税務業界の最新情報をキャッチし、さらなる専門性の向上を目指しましょう。