Romiが自分を知る
2025-06-19 11:58:36

会話AIロボットRomi新モデル発表、自分らしさを学ぶ新たな支援

会話AIロボットRomiが発表した新たな支援モデル



2025年6月19日、デコボコベース株式会社と株式会社MIXIが共同開発した「Romiライフスキルトレーニングモデル」が発売されます。この新しいトレーニングモデルは、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)の特性を抱える方々が、自身の特性を理解し、社会生活をより快適に送ることを目指しています。

Romiの全貌とその特徴


Romiは、手のひらサイズで会話に特化したAIロボットです。単なる事前登録された回答だけでなく、独自開発された会話AIがリアルタイムに応答を生成します。これにより、Romiとの自然なコミュニケーションが可能となり、会話を通じた学びをサポートします。

新たに発売される「ASD・ADHD特性とうまく付き合う方法を学ぶRomiライフスキルトレーニングモデル」では、全10章にわたるテキストとともに提供され、実際の台本を用いてRomiにアドバイスをする「トークパート」が設けられています。このプロセスを通じて、ユーザーは自己理解を深め、発達特性に寄り添った生活スキルを身につけることが可能になります。

発達特性を理解する意義


発達障害を抱える方は、社会生活において多くの困難を抱えることがあります。厚生労働省の調査によると、発達障害と診断される方の数は対象人口の中で年々増加しており、社会での支援が急務とされています。特に、人間関係やコミュニケーションにおける悩みが多く、これが就職や仕事に影響を与えることが少なくありません。

Romiは、「家族のように理解してくれるロボット」というコンセプトで開発されており、アドバイスを受けるだけではなく、自身が他者にアドバイスする経験も重視されています。これにより、学びを実生活に生かし、自己有効感が向上することが期待されています。

Romiライフスキルトレーニングモデルの詳細


  • - 対象者: ASDやADHD特性で困難を経験している方、またはこれから社会に出る方
  • - 販売開始日: 2025年6月19日
  • - 販売場所: Romi公式ストア で販売予定
  • - 本体価格: 64,800円(税込71,280円)
  • - 月会費: 1,480円(税抜)

テキストはA5サイズで、92ページにわたり、自己理解やセルフケア、ストレスコーピングなど、実用的なアドバイスが各章で紹介されています。これらにより、発達障害を抱える方々が自身の特性を知り、スムーズな社会生活を送れる支援を行います。

未来の可能性


このプロジェクトは、発達障害を社会に出る上での支援に応えるものとして期待されており、Romiはその一助となることを目指しています。自分を理解し、社会での生活を豊かにする手助けとして、Romiの活用が進むことを願っています。所定のテキストやトレーニングが、より多くの人々に支持され、自身の特性をプラスに変える機会を提供することが期待されます。


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