リサイクルアルミ活用
2026-08-28 14:42:45

100%リサイクルアルミ建材『Re・AL』が南千住で初採用!

画期的な試み:100%リサイクルアルミ建材の導入



日本の建築業界は、環境意識の高まりと共に変化を求められています。特に、持続可能な社会を目指す中で、建材におけるリサイクルを進めることは非常に重要です。そんな中、YKK APが開発したリサイクルアルミ使用比率100%の建材『Re・AL(リ・アル)』が、東京建物株式会社の新たな賃貸集合住宅プロジェクトに採用されたというニュースが注目を集めています。

この『Re・AL』は、地金を新たに使用せず、リサイクルアルミのみを活用しているため、製造過程でのCO₂排出量を大幅に削減できます。具体的には、従来のアルミ建材と比較して、ライフサイクル全体でのCO₂排出を73%も削減可能です。これは、建材の製造から施工、さらに建物の解体や廃棄に至るまでの全てのプロセスを見直すことで実現された成果です。

環境価値を高める取り組み



今回の採用が始まったプロジェクトは、「(仮称)南千住一丁目プロジェクト」と名付けられ、2027年8月に竣工予定です。建物は、鉄筋コンクリート造の地上14階建てで、新築賃貸住宅として提供される予定です。このプロジェクトは、東京建物のマテリアリティである「脱炭素社会の推進」及び「循環型社会の推進」に合致し、長期的に住環境と環境負荷低減を両立させることを目指しています。

具体的な取り組みとしては、『Re・AL』を使用した防火窓「BGE 31」シリーズが約160セット納品される予定であり、物件全体では約10トンのCO₂排出を削減する見込みです。これは、環境に配慮した未来の建物を作るために重要なステップとなります。

『Re・AL』の特性と環境への配慮



『Re・AL』は、社内の製造過程で生じる端材を再循環させ、さらに選別された市中リサイクル材を使用しているため、純粋で質の高いアルミ材を得ることができます。この素材は、第三者の検証を受けた環境製品宣言「SuMPO EPD」を取得しており、持続可能な製造過程が証明されています。リサイクル率100%を誇る『Re・AL』は、機能性も維持しつつ、新地金のみを使用する場合と比較してもCO₂排出量を85%も削減可能です。

こうした取り組みは、持続可能な社会の一環として、建材の環境への影響を数値化し、住宅建設における環境価値を高めます。今後の建築業界において、リサイクルを基盤とした素材の利用が主流になっていくことは間違いありません。

今後の展望



YKK APと東京建物の協力が生み出すこの取り組みは、ただの建築プロジェクトにとどまらず、環境への責任を果たす重要なイニシアティブとして注目されています。脱炭素社会の確立に向けた一歩を踏み出すため、今後も両社の取り組みから目が離せません。リサイクルから始まる未来の建築を期待しましょう。


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