麻雀プロリーグ「EX風林火山」がフィジカル強化へ新たな一歩

麻雀の新たな時代が訪れています。この度、麻雀プロリーグ「EX風林火山」は、フィットネス企業の株式会社スポーツモチベーションとスポンサー契約を締結し、選手のフィジカル面を強化することになりました。この取り組みは、麻雀をプロスポーツとして位置づけ、競技者が求める身体的な基盤を築くものであり、業界のさらなる発展につながることが期待されています。

「EX風林火山」とは

「EX風林火山」は、2018年に設立された麻雀プロリーグのクラブチームで、戦略的な戦いに挑むことを目指しています。チーム名は、中国古代の兵法書『孫子』に由来しており、その理念に基づいて競技を行っています。チームを構成するのは、個々に卓越した能力を持つ4人の選手で、彼らはそのスキルを駆使して名誉をかけて戦います。

今後、この子たちが利用することになるトレーニングは、アメリカで開発されたENCOMPASSというトレーニングマシンを利用し、スポーツモチベーションのフィジカルトレーナーが指導します。この機械は、全身を効率よくトレーニングできる特徴があり、まさに麻雀選手にとって理想的なサポートを提供することでしょう。

フィジカル面の重要性

麻雀は、ほかのスポーツと同様にプレイヤーの集中力や判断力が求められます。選手たちは、ゲームの勝敗が瞬時の判断によって決まることを理解しており、そのためには体力を強化することが不可欠です。たとえば、二階堂亜樹選手は、「これは私にとって新しい挑戦だけど、体力作りが集中力に影響を与えることを実感している」と述べています。

ENCOMPASSを使用したトレーニング

ENCOMPASSは、全身を同時にトレーニングできることが特長です。選手たちは、日常生活ではあまり使わない筋肉を強化するためのトレーニングを行い、その結果、競技中のパフォーマンスを向上させることができます。二階堂選手は、その気持ちよさや効率性に感動しており、今後のトレーニングに強い期待を寄せています。

Mリーグの未来

麻雀のプロスポーツとしての成長を目指すMリーグは、麻雀を単なる娯楽からスポーツとして認識させるための取り組みも行っています。選手たちのフィジカル強化が進むことで、試合のレベルも一層向上し、より多くのファンを魅了することができるでしょう。

これを機に、EX風林火山はさらなる進化を遂げ、新たな勝利へとつながることを期待しています。選手たちは、フィジカル面以外にもメンタル面での強化を心得、チームとしての団結力を高めることで、他チームに負けない精神力を養っていくことでしょう。