神戸三宮駅でのデジタルOOH広告の新展開
株式会社LIVE BOARDは、阪急阪神マーケティングソリューションズが展開する「阪神神戸三宮デジタルサイネージ」に新たな広告配信のスタイルを導入します。このデジタルメディアは、2025年8月4日よりLIVE BOARDマーケットプレイスに接続され、進化した広告配信が可能になります。
これまでの従来型の広告販売手法に加えて、位置情報データや解析技術を活用することで、実際に広告を視認することが期待される人数に基づくインプレッション販売が実現。これにより、より多くの駅利用者や通行者へのリーチが期待できるのです。
神戸三宮駅は、阪神本線の重要な拠点であり、西口改札と東口改札外には合計10面のデジタルサイネージが設置されており、非常に多くの人々が通行しています。このエリアのデジタルサイネージがLIVE BOARDマーケットプレイスに加わることで、神戸エリアにおける広告効果がより一層高まることでしょう。
LIVE BOARDは2025年1月から神戸エリアにおいて初めてマーケットプレイスへの接続を実施しており、今回の新たなサイネージの追加により、さらなる収益機会が生まれます。広告主にとっては、視認者データを基にしたデジタルOOH広告の配信が可能になり、広告費の投資対効果も向上する見込みです。
ADVANCEDな広告配信
LIVE BOARDが採用するインプレッション(VAC)とは、視認調査を基にした「視認率」を考慮したものであり、視認エリア内にいる人数に接触する可能性のあるオーディエンスを定義します。この仕組みにより、実際に広告を視るかもしれない人数を推計し、これに見合った広告配信とその計上が行われます。
たとえば、特定の時間帯に駅を利用する人々の動き、視界の障害物、通行方向などの要因を考慮することで、広告に接触する可能性が高いとされる人数を算出。このデータを活用することで、広告主はターゲット層に向けた的確な広告戦略を立案できるようになります。これ自体が、従来のOOH広告の常識を覆す新しいアプローチです。
広がるデジタルOOHの未来
LIVE BOARDは、現在、全国に60,700以上の広告面を持ち、自社設置のスクリーンだけでなく、他社との連携も拡大中です。さまざまなデータや技術を活用し、O2O(Online to Offline)施策を強化し、効果的な広告配信を行っています。
広告主にとって魅力的な点は、具体的なターゲティングが可能になることでしょう。性別や年代別など、これまでのOOH広告では難しかった「人」に基づくターゲティングができるようになります。これにより、より印象的で効果的な広告配信が実現できるでしょう。
今後もLIVE BOARDは、OOH広告市場の拡大を目指し、より多様なライフスタイルに適応した広告配信を進めていくことでしょう。デジタルOOH広告の新たな形が、街中の風景を変えることが期待される今日この頃です。