越境ECの未来を切り拓くBEENOSグループ600万人達成の喜びと戦略を探る

越境ECの未来を切り拓くBEENOSグループ

BEENOSグループが6月、海外向け購入サポート「Buyee」と転送サービス「転送コム」の利用者数が合わせて600万人を超えたことを発表しました。これは、日本企業が越境ECを通じて世界の消費者にアプローチするための大きな一歩だと言えるでしょう。

東証プライム上場企業としてのクオリティ

BEENOS株式会社（東証プライム：3328）は、2008年に越境ECの黎明期にサービスを開始しました。“転送コム”は海外向けの転送サービスで、日本の商品を海外へと届ける役割を担っています。その後、同社はさまざまなサービスを展開し、現在は「Buyee」をはじめ、国内ECサイト用の越境対応サービス「Buyee Connect」を提供しています。このように、BEENOSグループは消費者と販売者の双方に向けて、利便性の高いサービスを提供しつづけています。

海外市場への期待と日本の魅力

今後、訪日外国人の数が増加する中、日本は観光大国としての地位を確立しています。2024年の年間訪日外国人数が3686万人に達すると見込まれ、2030年には6000万人を目指す目標が掲げられています。円安も手伝い、日本の商品やサービスへの需要が急増すると予測されています。このような状況は、越境EC市場にとって非常に好意的な環境を生み出しています。

クールジャパン戦略の再始動

台頭する新たな「クールジャパン」戦略も、越境EC市場に影響を与える要因です。この戦略は、文化や商品の魅力を通じて、海外のファンを増やし、日本への消費を促進することを目的としています。このような背景から、日本のコンテンツや商品の需要は今後ますます拡大していくことでしょう。

利用者に優しいサービス環境

BEENOSグループは、国境を超えてシームレスにショッピングを楽しめる環境を整えることを目指しています。これには、豊富な決済手段（Paypal、Alipay、各種クレジットカードなど）や配送手段（DHL、EMS、FedExなど）、独自の検品及び配送保証サービスも含まれています。また、対応言語が豊富で、18か国語にも対応しているため、さまざまな国のお客様に利用しやすい設計になっています。