AIで営業進化
2025-12-09 09:45:03

建設機械部品商社がAIを駆使して営業効率を向上させる新たな試み

AI×データ活用で営業の未来を切り拓く



建設機械用部品を専門に扱う株式会社マクシスコーポレーションが、新たに導入したAI技術「Srush AI」によって営業現場を一新しようとしています。この取り組みは、単なる効率化を超え、戦略的なデータ活用の道を切り開くものとして期待されています。

導入の背景



マクシスコーポレーションは、鉄鋼商社「メタルワン」の関連会社として、重機部品や建機部品、さらには特殊鋼や構造用鋼を扱う総合商社です。国内有数の加工・物流拠点を持ち、1万点を超える部品を常時ストックしています。このような規模を背景に、同社はこれまでに多くの顧客ニーズに応えてきましたが、その反面、データ分析における課題も抱えていました。

具体的には、営業担当者がそれぞれ独自に販売データの分析を行っていたため、過去のデータ比較や顧客分析に対するリソースが不足していたのです。また、スピーディーな戦略策定を目指す中で、分析の属人化が進んでおり、組織全体としての具合が悪化していました。そうしたジレンマを乗り越えるために、Srush AIの導入が決定されました。

Srush AIの導入



「Srush AI」は、対話型データ分析を実現するAIエージェントです。今回の導入にあたって、まずマクシスコーポレーションはトライアルを行い、その結果として「戦略立案に寄与する分析品質が備わっている」との評価を受けました。これを受けて正式導入が取り決められたわけです。

営業企画部の島田英夫様によれば、多くの取り扱い商品に対し、統一された分析手法が確立されていなかったことが大きな課題だったとのこと。これまでは、営業メンバーから「分析業務が負担である」という声が上がっており、その改善が求められていました。

トライアル期間中、データ入力の簡便さと分析結果の即時性に目を見張るものがあり、営業部門からも好評を博しました。従来の手法では得られなかった新たな視点も見出せることとなり、導入に至ったのです。

AI活用の第一歩



現在、マクシスコーポレーションにおけるAI活用は始まったばかりですが、Srush AIの導入が同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の重要な第一歩となることが期待されています。今後、データ分析が営業戦略の迅速化や効率化に直接繋がることで、さらなる市場競争力を得ることができるでしょう。

会社概要



  • - マクシスコーポレーション
本社所在地:東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル2F
代表者:本多康人
設立:1996年4月1日
事業内容:建機部品事業、鋼材事業
URL:公式サイト

  • - 株式会社Srush
本社所在地:東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング 2F
代表者:樋口 海
設立:2019年11月21日
URL:公式サイト

データ活用に関する無料相談会も実施しており、興味のある方はこちらからお申し込みいただけます。


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