コープさっぽろ受賞
2026-06-30 08:36:07

コープさっぽろが日本物流大賞を受賞!食品バリューチェーン最適化の成功例

コープさっぽろが日本物流大賞を受賞!



北海道を基盤とする生活協同組合「コープさっぽろ」が、業界で注目の「荷量の平準化」を実現し、日本物流大賞を受賞したことが発表されました。この受賞は、コープさっぽろが導入した食品バリューチェーン最適化サービス「DeCM-PF」(ディーシーエムプラットフォーム)によるものであり、社会が求める持続可能な物流モデルの構築に向けた重要な一歩であると評価されています。

受賞の背景とその意義



コープさっぽろは北海道内で100以上の店舗を展開し、地域社会に密着した物流サービスを提供していますが、食品物流においては深刻な人手不足に直面しています。特に、賞味期限の短い商品に関する配送効率の向上は大きな課題となっていました。そこで、コープさっぽろは「DeCM-PF」を導入し、流通業務の効率化を図り、配送1便化を実現しました。

この取り組みにより、倉庫や店舗の作業負担が軽減され、ドライバー不足を克服する「耐える物流」から脱却することが可能となりました。

「DeCM-PF」の概要と効果



「DeCM-PF」は、シノプスと伊藤忠商事が共同で開発したプラットフォームで、小売業、卸売業、製造業をつなぐことで、食品バリューチェーン全体の最適化を目指しています。このシステムの導入によって、約93%の積載率、年間26,448時間の労働時間削減、さらにCO2排出量の年間310トン削減といった成果を上げています。

特に、コープさっぽろでは「sinops-CLOUD」との連携を通じて、店舗の発注量を自動でコントロールし、曜日ごとの納品量を平準化しています。これにより、従来の2便制から1便制への移行が実現され、配送の効率化が図られました。

現場の取り組みと今後の展望



このプロジェクトでの成功は、関係する事業者との密接な協力の賜物でもあります。特に、北海道ロジサービスの積載効率の向上や移動に伴う効率的な資源の活用が評価され、受賞に至りました。この成功を基に、コープさっぽろでは今後、特売品や他の卸向けの発注の平準化を目指し、さらなる改善を進めていくことを考えています。

企業のコメント



北海道ロジサービス株式会社専務取締役の川上敏也氏は、「シノプスの需要予測システムは、私たちの効率化への取り組みを大きく支えました。物流モデルの持続可能性向上に向け、引き続き連携を深めていきたい」と語っています。このような取り組みを通じ、業界全体の効率化と安定した物流供給が期待されています。

まとめ



コープさっぽろの物流改革は、ただの効率性を追求するだけでなく、地域社会全体を考慮した持続可能なモデルとしての競争力を高めています。「DeCM-PF」の導入による荷量の平準化の成功は、今後の物流業界の標準を打ち立てる可能性を秘めています。

この取り組みが、他の食品流通企業にとっても大いに参考にされ、広く普及していくことが期待されるでしょう。


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