HTTわくわくサイエンスショー最新レポート
令和7年12月21日、二子玉川ライズで「HTTわくわくサイエンスショー2025」が開催されました。このイベントは、東京都の脱炭素社会に向けた取り組みの一環として、未来を担う子供たちに向けた環境への理解を深めることを目的としています。
HTTとは?
このプログラムのキーワードである「HTT」は、「電力をⒽへらす・Ⓣつくる・Ⓣためる」という意味です。イベントの内容は、見て・学んで・体験することができる体験型のもので、堀越麗禾さん(HTT兄妹)とサイエンスメッセンジャーのかず先生が演じる「サイエンスショー」がメインとなっていました。
サイエンスショーの内容
ショーは、実験を通じて地球温暖化のメカニズムや電気生成の仕組み、再生可能エネルギーについて楽しく学ぶものでした。堀越さんは白衣をまとい、実験助手として積極的に参加し、液体窒素と水蒸気を使用して地球温暖化の状態を再現する実験に挑戦。高く上昇する水蒸気は観客から驚きの声を引き出しました。
次に、ブロワーを用いた発電の実験。堀越さんがブロワーを使ってプロペラを回すと、LEDのイルミネーションが美しく光り、会場は盛り上がりを見せました。かず先生と協力して、どちらがより多くの光を灯せるかという対決も行われ、LED電球の省エネルギー性が実感できる貴重な体験となりました。
環境意識の向上
今回のサイエンスショーを通して、参加者は電力の使用を減らす工夫や、クリーンなエネルギーの大切さを理解しました。具体的には、家庭で省エネ家電を選ぶことがHTTの「H」、つまり電力を減らすことにつながると学んだのです。
ワークショップとフォトスポット
さらに、小学生以下のお子様を対象にしたワークショップやスタンプラリーも開催され、HTT兄妹の等身大フォトスポットも登場。子どもたちだけでなく、大人も楽しめるイベントとなり、HTTアクションを身近に感じられる機会となりました。
今後のHTTアクション
東京都は今後も、「へらすの次は、つくる、ためる。」をテーマに脱炭素社会の実現に向けた活動を進めていきます。今年の冬も様々な取り組みを通じて、家庭で実践できるHTTアクションの普及に努めています。
参加者の声
参加した子どもたちは、楽しみながら環境問題を学び、将来的に意識を高めるきっかけとなったと感謝の声を寄せていました。堀越さんとかず先生の活躍も印象に残り、参加者全員が充実した時間を過ごせたイベントでした。
今回の「HTTわくわくサイエンスショー2025」は、楽しい実験と学びが融合した素晴らしい企画でした。これからも、こうした活動を通じて次世代の環境意識を育てていくことが期待されます。