地域の絆を深める「お茶屋のこども店長体験」が実施
埼玉県ふじみ野市で開催される「第71回上福岡七夕まつり」は、地域の活性化に向けた魅力的なイベントが盛りだくさんです。その中でも特に注目を集めているのが、文京学院大学と老舗の茶屋「松澤園」が共同で実施する「お茶屋のこども店長体験」です。このイベントは地域の子どもたちが「こども店長」として実際のお茶屋の運営に挑戦する体験型企画で、楽しみながら多世代交流を促進することを目的としています。
多世代交流を楽しむ「お茶屋のこども店長」
このイベントは、小学生を対象にした体験型のもので、子どもたちは実際に松澤園の店舗で店長として接客や販売を行います。学生たちのサポートのもと、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」といった短い言葉のやりとりから始まるこの体験は、子どもたちに“働く喜び”と“ふるさとの味”を知る貴重な機会です。子どもたちは自分たちの手でお茶を販売し、地域の皆さんとの交流を図る中で、さまざまな学びを得ることでしょう。
イベント参加費500円の一部は、ふじみ野市や各地の災害義援金として寄付されるため、地域貢献にもつながります。実際には、過去の上福岡七夕まつりでも、文京学院大学の「ブレーメンズ」というプロジェクトに参加する学生たちが、チャリティグッズの販売を行い、収益を寄付してきました。今年もその流れを受け継いで、グッズ販売を行います。
開催概要
「お茶屋のこども店長」体験は2025年8月3日(日)に松澤園で開催されます。13:00から17:00(最終受付16:00)までの間に、子どもたちは1時間の個別体験を楽しむことができます。参加は当日現地での受付が基本ですが、松澤園のInstagramでの事前予約も可能です。地域の子どもたちには、ぜひ参加してほしい特別な機会です。
代表学生の思い
経営学部の3年生、古田翔子さんは「お茶屋のこども店長」イベントの魅力について語ります。「このイベントでは、実際にお茶屋での接客体験を通じて、地域の皆さんと交流しながら、物事を考えたり責任を持ったりする力を育むことを大切にしています。昨年のイベントをきっかけに、今年は企画から携わることができ、とても感慨深いです。子どもたちにとって、創意工夫とともに働く喜びを感じてほしいと願っています。」
上福岡七夕まつりの魅力
「第71回上福岡七夕まつり」では、「お茶屋のこども店長体験」の他にも、地域振興イベントが充実しています。特に注目の一つは、女子栄養大学と松澤園、Latte sandwichが共同開発した「ラスクリーム茶パフェ」です。この特別メニューは600円で、収益の一部も地域に寄付されます。さらに、幼稚園や保育園を対象にした「こどもお茶振る舞い」も行われ、参加者には無料でお茶が提供されます。
結び
地域のつながりを実感できる「お茶屋のこども店長体験」は、子どもたちの成長を促す素晴らしい機会です。今年の上福岡七夕まつりでは、多くの皆さんが参加し、地域の魅力を再発見できることを期待しています。ぜひ、家族や友達を誘って参加してみてください!