水戸シルエラの新たな挑戦！農業とサッカーが織りなす地域支援プロジェクト

今年の9月1日から、クラウドファンディング『PITCH to PLATE 第2弾』がスタートします。このプロジェクトは、茨城県水戸市の女子サッカークラブ「水戸シルエラ」が挑戦するもので、中心となるのは冬の味覚・のらぼう菜の栽培事業です。

新たなアスリート像の創造

水戸シルエラは、サッカーの競技者としてだけでなく、地域の食文化に貢献するアスリートとしての役割を目指しています。彼女たちがのらぼう菜を育てることで、味わい深い地域の伝統野菜を地域住民に届けることができます。これにより、地域との結びつきがより強固になり、育てる喜びとともに競技への情熱をも育むことができるのです。

地域の求めに応じた取り組み

水戸シルエラは「地域社会に夢と希望を与える」という使命を持っています。クラブの選手たちは日々の練習や学業に励みながら、地域の農業にも関わっていく姿勢を見せています。このプロジェクトを通じて、彼女たちの影響力はサッカーの枠を越え、地域の人々にも寄与することが期待されます。

のらぼう菜の価値

のらぼう菜は冬に旬を迎える貴重な野菜です。寒い時期に特に美味しく、地元で大切にされてきた伝統的な食材。水戸シルエラでは、この野菜を使用した料理を地域の食卓に届けることで、サッカーと農業の両面から地域を活性化させていきます。アスリートとして体力や健康意識の高い選手たちが、自ら育てた食材を食べることで栄養価の重要性が強く認識されることでしょう。

プロジェクトの背景

このプロジェクトが立ち上がった背景には、選手たち自らが地域に貢献したいという強い思いがあります。初代キャプテンである黒川淳史氏が「のらぼう菜の種」を水戸の地に届けてくれたことがきっかけです。

どのようにして農業をビジネスとして成り立たせ、自らの活動資金に繋げていくかということが今回の大きな課題となります。クラウドファンディングの目標は30万円から始まり、最終的には50万円を目指してます。集まった資金は、のらぼう菜の生産拠点の整備や栽培体制を強化するために活用されます。