AAR Japanが提案する支援のカタチ
国際協力NGO・AAR Japan(難民を助ける会)が、社会貢献の新しい形として書き損じハガキや未使用の切手、テレホンカードの寄付を促進しています。ハガキ一枚から、紛争や自然災害に苦しむ人々への支援が可能です。
特に年賀状のシーズンが始まるこの時期、家庭や職場に眠っている書き損じハガキを集めて、多くの人々に手を差し伸べるチャンスです。AARは、集まったハガキや切手を使用して、活動報告や領収書の発送を行い、節約した経費を趣旨に基づいた活動に充てるという仕組みを取っています。
支援活動の具体例
さまざまな地域で行われているAARの支援活動を見てみましょう。
ウクライナ:医療支援
現在、ロシアの侵攻が続くウクライナでは、多くの障がい者が必要な医療を受けられずにいます。ハガキを利用することで、例えば85円のハガキ40枚が、心臓病などの基礎疾患を抱えた障がい者1人に約1カ月分の治療薬を届けられるのです。ハガキの寄付が、このように直接的な医療支援に結びつくことが理解できる事例です。
日本・石川県能登:交流サロン開催
次に、2024年に発生した能登半島地震後の支援活動です。被災者の孤立を防ぐために、仮設住宅で交流サロンを開催しています。このサロンの実施には、85円のハガキ260枚が必要です。こうした場の提供が、地域社会の再生に繋がるのです。
ラオス:移動支援
ラオスでは、障がい者の社会参加を支援するため、手漕ぎ三輪車の開発に取り組んでいます。この試作品を作るには、85円のハガキ280枚が必要です。障がい者が外に出て活動するための一歩を、ハガキがサポートしています。
参加方法
この支援に参加するのは非常に簡単です。書き損じた年賀状、官製ハガキ、未使用の切手やテレホンカードをAARに送付するだけです。募集期間は2026年4月30日まで。以下が詳細です。
集めているもの
- - 書き損じ、未使用の年賀状・官製ハガキ
- - 未使用の切手
- - 未使用テレホンカード
送り先
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2 ミズホビル7F
AAR Japan 物品募集係
お問い合わせ
電話: 03-5423-451(担当:八木)
ウェブサイト:
AAR Japan キャンペーン情報
私たちの小さな行動が、思いもよらない形で困っている人々への大きな支えになる。ぜひ、この機会に書き損じハガキや未使用品を活用し、社会貢献に参加してみてはいかがでしょうか?