エルピクセルとSSI、業務連携を開始
エルピクセル株式会社(東京都千代田区、代表取締役:鎌田 富久)は、株式会社ソフトウェア・サービス(SSI、大阪市淀川区、代表取締役社長:大谷 明広)との業務提携を発表しました。この提携により、SSIの医療画像管理システム「Seavo」などの医療情報システムと連携し、エルピクセルの電子カルテシステムと「EIRL」シリーズによる画像診断支援AIの利用が可能になります。2025年4月11日に開催される国際医用画像総合展(ITEM2025)では、両社のシステム連携のデモンストレーションが行われる予定です。
新たな医療の未来
この連携の背景には、医療現場の効率化と診断の精度向上があります。SSIは医療機関向けに、「新版 e-カルテ®」や「NEWTONS2」など、自社で開発・販売している医療情報システムを提供しており、926の施設に導入された実績があります。エルピクセルも同様に、画像診断AI「EIRL」シリーズを展開している企業であり、これにより900を超える施設が導入しています。
このパートナーシップによって、医療データを集約し、電子カルテとEIRLの効果的な連携が期待されています。医師の業務フロー全体の効率化を図るために、両社はシステム連携を進めていく方針です。今後、EIRLの解析結果に基づき、「所見あり」の可能性が高い症例について電子カルテシステムへの通知を行うなど、さらなる統合が見込まれています。
エルピクセルの技術力
エルピクセルは、医療や製薬、農業の各分野で、画像解析技術、特に人工知能技術を活用して高精度のソフトウェア開発に注力しています。EIRL(エイル)というAI画像診断支援技術や、創薬に特化したIMACEL(イマセル)を基にした事業展開を行っています。特に、医療画像診断の作業が増え続ける中、AIの独自アルゴリズムを駆使した解析を行なうことで、より効率的で正確な診断を医師に提供できる環境作りを目指しています。
次世代診断支援AIの開発へ
将来的には、検査画像と電子カルテ内の情報を組み合わせた次世代診断支援AIの開発が進められます。このような取り組みは、医療現場におけるAI技術の普及を通じて、全ての人にとって健康に寄与することを目標としています。
エルピクセルとSSIの連携は、今後の医療業界にとって大きな意味を持つものです。患者の健康を守るために、最新の技術を活用した新たなサービス提供が進むことでしょう。これからの展望に乞うご期待です。
お問い合わせ窓口
エルピクセル株式会社広報担当まで:
- - 電話: 03-6259-1713
- - メール: pr@lpixel.net
詳しくは
エルピクセルの公式サイトおよび、
EIRLプロダクトサイトをご覧ください。