海外留学と育児の両立を学ぶ座談会
2025年5月20日、東京・港区に位置するTMI総合法律事務所が主催する「子連れ留学座談会」が活気あふれる雰囲気の中開かれました。この座談会は、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)委員会の取り組みとして、若手の弁護士や弁理士が海外での留学や研修をどのように実現しているのかを学ぶ貴重な機会となりました。
座談会には、小さなお子さんをお持ちの弁護士たちが登壇し、それぞれの体験を共有。参加者は、今後のキャリアやライフプランに関する興味深い話を聞くことができました。例えば、河野弁護士は0歳の子どもを伴ってロンドンに留学した際の準備について触れ、「予防接種や保険、住居の手配をあらかじめしっかり確認しておいたことで、現地での生活がスムーズに運びました」と振り返ります。
また、津城弁護士は3歳と6歳の子どもを連れて渡米した経験について、「限られた時間での勉強は確かに厳しかったが、子どもたちの成長を感じられたことで、行って良かったと心から思いました」と話しました。このように、子連れ留学は決して容易ではない挑戦ですが、貴重な経験を通じて得られるものは大きいと参加者からの共感を呼びました。
さらに、参加者から寄せられた「現地の保育園はどう探すのか?」や「治安に対する懸念」といった質問に対して、登壇者たちはそれぞれ実体験を基に具体的なアドバイスを提供。現地のコミュニティを活用する方法や、政情と治安の関連性についても触れ、活発な意見交換が行われました。
企画者のコメント
座談会を企画した新谷美保子弁護士は、「子どもを連れての海外留学は、特に準備段階での不安が大きいと思います。TMIには、子育てをしながら留学した先輩たちが多数在籍しているため、これまでウェブサイトでは得られない生の声をお届けすることができたと思います」と語り、参加者からの好評を受けて企画して良かったと振り返りました。彼女は、「この座談会が、参加者の背中を少しでも押す手助けになれば嬉しいです」と笑顔で締めくくりました。
TMIの今後の取り組み
TMIは、DE&Iの推進を重視し、多様なバックグラウンドを持つ弁護士や弁理士、スタッフがそれぞれの得意分野を活かせる環境の整備に努めています。今後も、キャリアとライフスタイルの両立を支援するための取り組みを拡充していく予定です。
TMI総合法律事務所は、1990年の設立以来、国内外で豊富な経験を持つ弁護士674名、弁理士101名を擁し、1,300名以上のスタッフが在籍。国内7か所、海外19か所に拠点を持ち、総合的なリーガルサービスを提供しています。法律事務所でありながらも、ベンチャー企業の設立や地方自治体との協力を通じて新たな挑戦を続けている秘訣は、革新を求める姿勢にあります。詳細は
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