2025年に登場するPowerGres Plus V16、AIとセキュリティを強化！

PowerGres Plus V16の全貌

2025年12月22日、SRA OSSが最新のデータベース製品「PowerGres Plus V16」の販売を開始することが発表されました。この新製品は、オープンソースデータベースPostgreSQLを基盤に、市場での要望に応える形で開発された新機能が搭載されています。

PowerGresは、使いやすさとセキュリティを兼ね備えたデータベース製品を目指し、2003年からの実績があり、累計18,000ライセンス以上が出荷されています。この度のPowerGres Plus V16は、従来の透過的データ暗号化（TDE）機能を強化し、新たにAI・機械学習との連携機能を追加しました。

主な特長

1. 透過的データ暗号化(TDE)

PowerGres Plus V16では、AES暗号化によってバックアップやログなどのデータをしっかりと保護します。AES-NI命令を使用しており、性能劣化を最小限に抑えることが可能です。

2. AI・機械学習連携機能

新たに追加された「pgvector」及び「pgvectorscale」により、類似検索や意味検索を高速かつスケーラブルに実現します。これにより、AIアプリケーションの開発が一層スムーズになります。なお、pgvectorscaleはLinux版専用の機能です。

3. 監査機能

「pgAudit」が導入され、システム操作の履歴を自動的に記録し、追跡が行えるようになりました。不正アクセスや誤操作を迅速に検知でき、内部統制の強化にも寄与します。

4. Webベースの管理ツール

初期設定やバックアップ、レプリケーションの管理がブラウザから簡単に操作できるため、技術者以外のユーザーでも扱いやすくなっています。

5. 24時間365日のサポート

プレミアムサポートプランに加入することで、常時サポートを受けられるため、データベースの運用も安心です。

価格と発売日

PowerGres Plus V16は、Linux及びWindows向けに94,600円（税抜86,000円）で提供されます。なお、製品単体での購入はできず、初年度のサポート契約が必要です。サポート価格は、ビジネスタイムプランが291,500円（税抜265,000円）、プレミアムプランが528,000円（税抜480,000円）となります。

発売日は2025年の12月22日で、カシオヒューマンシステムズによる人事システム「ADPS」にも導入事例があります。評価版も用意されており、まずは実際に機能を確認することができます。

SRA OSSについて

SRA OSSは、オープンソースソフトウェアに特化した専門企業であり、PostgreSQLを中心としたデータベース関連のOSSサポートを行っています。この新しいPowerGres Plus V16にも期待が寄せられます。

詳細情報や製品の評価版については、SRA OSSの公式サイトをご覧ください。