ケアプラン連携導入
2025-07-14 11:50:33

大田ケア訪問看護ステーションがケアプランデータ連携システムを導入

大田ケア訪問看護ステーション、ケアプランデータ連携を新導入



2025年7月、東京都大田区の大田ケア訪問看護ステーションが、業務の効率化を目的に「ケアプランデータ連携システム」(通称:ケアプー)を導入しました。この取り組みは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間での情報交換をオンラインで行えるようにするものです。従来はFAXや郵送でのやり取りが一般的でしたが、手間のかかる転記作業が職員にとって大きな負担となっていました。新しいシステムの導入により、これらの問題を解消できるようになります。

ケアプランデータ連携システムの導入効果


新しいシステムの導入による主な効果には、手作業・転記の削減、業務の効率向上、作業時間の短縮による事務費削減、職員の心理的負担の軽減、さらにはライフワークバランスの改善が含まれます。加えて、ガバナンスが強化され、マネジメント水準の向上にも繋がります。この新システムは、送信する側と受信する側の両方が導入している必要がありますが、導入支援のために各自治体では補助金も準備されています。

フリーパスキャンペーン中


現在、大田ケア訪問看護ステーションでは、国保中央会が実施する「フリーパスキャンペーン」を利用しており、通常21,000円のライセンス料が2025年6月1日から1年間無料で利用できます。このキャンペーンにより、初期導入の負担が軽減され、多くの事業所が新システムの導入を検討しやすくなっています。詳細は公式ウェブサイトにてご確認いただけます。

キャンペーン詳細はこちら

厚生労働省のシステム統合方針


さらに、2025年6月30日、厚生労働省は既存のケアプランデータ連携システムを来年度から始まる「介護情報基盤」に統合することを発表しました。新しい介護情報基盤は、事業所や施設、医療機関、自治体、利用者などが必要な情報に安全かつ迅速にアクセスできるインフラを目指しています。これにより、業務が紙ベースからデジタルに移行し、サービスの質の向上にも寄与することが期待されています。

統合の効果


システム統合の主な効果として、Webシステム間の行き来が不要になり、操作が簡素化します。また、保守運用の一元化によりコスト削減も図れるでしょう。全国の自治体でも、2028年4月を目標に順次運用を開始する計画です。

大田ケア訪問看護ステーションの今後


大田ケア訪問看護ステーションでは、ICT化をさらに推進し、職員の働きやすさの向上を図りつつ、より良いサービスの提供を目指していきます。今後の展開に大いに期待したいところです。

ステーション概要


  • - 名称:大田ケア訪問看護ステーション
  • - 事業内容:訪問看護、訪問リハビリ
  • - URLotacare.com
  • - 場所:東京都大田区鵜の木3-11-3 メゾンビラ鵜の木1F
  • - 営業時間:8時45分~17時45分


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