医療現場の未来を切り開く「Dr.JOY」12年の歩みと今後の展望

医療の現場は、急速なデジタル化が進む中で変化を遂げています。そんな中、医療業界の効率化や業務のデジタル化を支援する「Dr.JOY」株式会社が、2023年11月に12周年を迎えました。この会社は、医療従事者の働き方を変えるために、数々の革新的なサービスを提供しています。

12年の歩みと感謝の意

「Dr.JOY」は、初めてのサービスを沖縄で医師として勤務していた代表の石松宏章が当直室に住み込みで立ち上げたことからスタートしました。創業からの12年間、様々な試行錯誤を経て現在では医療従事者や関連企業を含む約10万人のユーザーが利用しています。医療関係者の声を聴き、共同でサービスを育ててきたことが、この企業の成長の核となっています。

主な提供サービス

「Dr.JOY」では、医療従事者向けに革命的な機能を搭載した幾つかのソリューションを提供しています。特に注目すべきは、以下の三つのサービスです。

1. 勤怠管理システム：特に医師のために設計されたこのシステムは、法令に則り多様な勤務形態やシフトに対応しています。ユーザーはビーコンデバイスを持ち歩くだけで自動的に出退勤時刻が取得できるため、在院時間管理がよりスムーズになりました。

2. 病院特化AI電話：病院の電話業務を効率化するために開発されたこのAIシステムは、24時間いつでも一次対応が可能です。これにより、スタッフは事前に電話の内容を把握し、業務の効率向上を図ることができます。すでに多くの病院で導入が進んでいます。

3. スマート面会：家族が患者の面会に訪れた際の手続きを簡素化するこのサービスは、混雑を緩和し、面会者の滞在時間を効率的に管理します。

12の導入事例の共有

「Dr.JOY」が提供する数々のソリューションの効果を実証するために、12の導入事例を公開しました。これらの事例は、実際に医療機関がどのように「Dr.JOY」のサービスを活用し、業務改善に繋げているのかを詳しく紹介しています。北海道から沖縄まで、全国の医療機関での成功事例が集約され、さまざまな効果が報告されています。

今後の展望

「Dr.JOY」は、これからも医療従事者の声を大切にし、小さな改善を重ね続けていく方針です。目的は、医療従事者が本来の役割に集中できる時間を取り戻すことであり、それに向けた確かなプロダクトとサポートを約束しています。「すべての医療従事者に、次の一手を」という理念のもと、引き続き成長を遂げることでしょう。