South Pole Japan、BSIジャパンからアソシエイト・コンサルタントに認定

South Pole JapanがBSIジャパンのアソシエイト・コンサルタントに認定

スイスの気候変動対策企業であるSouth Poleの日本法人、South Pole Japanが2025年3月26日に、英国規格協会（BSI）グループジャパンからアソシエイト・コンサルタント・プログラムのメンバーとして正式に認定されました。この重要な認定は、環境保護と気候変動緩和を目的とした企業努力をサポートするために、国際的に認められた専門家としての地位を確立することを目的としています。

BSIジャパンとアソシエイト・コンサルタント・プログラム（ACP）

BSIジャパンのアソシエイト・コンサルタント・プログラム（ACP）は、企業がISO規格に基づく認証を取得する際に必要な専門的アドバイスを提供するサービスです。このプログラムは、認証を希望する企業に専門家と直接結びつけることにより、適切なサポートを提供します。

South Pole Japanは、BSIジャパンによって定められた基準に基づき、認定を受け資格を持つ企業として、ISO 14068-1、ISO 14064、ISO 14067、ISO 14040/44、ISO 14071などの環境関連の規格に対するコンサルティングサービスを提供しています。これにより、企業はカーボンニュートラルの達成や温室効果ガスの排出量管理に向けた効果的な施策を実施することが可能になります。

South Pole Japanの取り組み

代表取締役のパトリック・ビュルギ氏は、BSIジャパンからの認定を受けたことについて次のようにコメントしています。「このたびの認定は、急速に変化する気候関連の状況において、私たちが市場に信頼性とインパクトをもたらすための強いコミットメントを示しています。私たちは、特にISO 14068-1およびPAS 2060に基づくカーボンニュートラル認証取得に向けて、企業に対して包括的なサポートを提供できることを誇りに思います。」

このような専門的なサポートにより、企業は温室効果ガスの排出量を算定し、目標を設定し、具体的なロードマップを策定することができます。また、国際的に認められた信頼性の高いカーボンクレジットを調達するための支援も行っています。

サステナビリティのグローバルなリーダー

South Pole自体は、2006年に設立されて以来、カーボンプロジェクトの開発やサステナビリティに関する専門コンサルティングを通じて、195カ国以上で850以上のプロジェクトに資金を供給してきました。そして、2023年3月に設立されたSouth Pole Japanは、日本国内の企業や政府機関に対してもネットゼロ達成に向けた戦略的支援を開始しています。

このように、South Pole Japanは国際的な基準に基づくプログラムを通じて、気候変動への挑戦に立ち向かう企業を力強くサポートしていく姿勢を示しています。今後の取り組みが、環境保護の重要性を再認識させるきっかけになることを期待しています。