株式会社オルツがAI関連企業を子会社化、未来の「個人の記憶」を叶える新たな一歩

株式会社オルツがAI関連企業を子会社化

AI技術の進化がますます注目される中、株式会社オルツが新たな一歩を踏み出しました。本日、オルツは株式会社わさびおよび株式会社Green&Digital Partnersの株式を取得し、子会社とすることを決定したのです。この動きは、同社の目指す「個人の記憶の永遠化を実現するパーソナル人工知能」の開発をさらに加速させるものと期待されています。

1. 株式取得の背景

オルツは、創業以来一貫して「P.A.I.」、すなわちパーソナル人工知能の研究開発に注力しています。この技術は、個々人の意思や記憶をデジタル化し、それをクラウド上で活用することを目的としています。「私たちの存在を永遠にする」ことをミッションに掲げ、自律した社会の実現を目指す中で、AI技術の活用は必須とされています。

一方、株式会社わさびは2020年の創業以来、システム開発やDXコンサルティング事業を展開し、企業のビジネス変革を支援してきました。オルツはそのノウハウと技術が自社のAI Solutions事業において重要な役割を果たすと判断し、自社グループの企業価値を向上させるために同社の全株式を取得することとなりました。

さらに、株式会社Green&Digital Partnersも、わさびの経営者によって設立された企業であり、両社の事業が類似していることから、同時にグループ化することに決定しました。

2. 当該子会社の概要

子会社化によって、オルツはこれまで以上に顧客ニーズに即したAIプロダクトとソリューションを提供できる体制を整えます。これにより、DX（デジタルトランスフォーメーション）やCX（カスタマーエクスペリエンス）の視点から、より質の高いサービスを提供することが可能になります。

3. 今後の展望

このたびの子会社化に伴い、オルツは2024年12月期から従来の単体決算から連結決算へ移行します。これにより、より透明性のある経営が可能となり、グループ全体の業績に対する影響も注視する必要があります。

また、AI技術の活用が進む現代において、AIソリューションの提供は企業の競争力を左右する重要な要素となります。オルツは、今後も革新的なプロダクトを開発し、ビジネスの進化をサポートしていくことでしょう。

4. 株式会社オルツの特徴

オルツは2014年に設立され、デジタルクローンやパーソナル人工知能の開発を最終目標としています。「AI GIJIROKU」を筆頭にさまざまなソリューションを展開しており、人々の生活やビジネスの向上に貢献しています。例えば、非生産的な労働からの解放を目指す数多くのプロダクトが開発され、既に多くの企業に利用されています。