海洋環境の未来
2025-05-26 10:11:14

海洋環境保全の新たな試み「BLUE ECONOMY WEEK」が大阪で開催!

大阪・関西万博で「BLUE ECONOMY WEEK」を開催



笹川平和財団が主催する「BLUE ECONOMY WEEK」が、2024年6月2日から8日まで大阪の万博会場「BLUE OCEAN DOME」で開催されます。このイベントは、海洋環境の保全と経済発展を両立させるブルーエコノミーをテーマにしたものです。多彩なプログラムと共に、さまざまな専門家が集まり、海洋資源の持続可能な利用について討論します。

ブルーエコノミーとは?



ブルーエコノミーは、環境保全と経済成長を同時に進める考え方で、特に海洋資源の持続可能な利用が重要視されています。これは、海の生命や生態系を守りつつ、漁業や観光業などの産業を発展させることを目指すものです。近年、地球温暖化や海洋汚染が進行する中で、このコンセプトがいっそう注目されています。

例えば、過剰漁業により水産資源が減少している問題を背景に、持続可能な漁業を実現するための取り組みが盛んに行われています。全国で推進されている「海業」や海藻の保全・再生もその一部です。アマモやコンブ、ワカメなどの海藻は水質を浄化し、海の生態系の一翼を担っています。

イベントの内容



「BLUE ECONOMY WEEK」では、毎日異なるトピックが取り上げられています。初日のイベントでは、海洋環境保全のための科学と政策を結びつける議論が展開され、続く日には各地の自治体関係者が登壇し、具体的な取り組みが紹介されます。特に「消えゆく海藻の森」とその保全・再生の取り組みについては注目が集まっています。

また、最終日の8日には、歌手で女優の田中美奈子さんのパフォーマンスが行われ、参加者が海洋環境について考える機会が設けられています。

国際的な文脈



今年は「海洋のスーパーイヤー」として、世界中でさまざまな国際会議が開催される予定です。具体的には、国連海洋会議やアフリカ開発会議、さらには国連気候変動枠組条約締約国会議などが予定されており、これによって海洋環境の重要性が再確認される機会となるでしょう。

このような背景のもとで、笹川平和財団は「海洋を通じた平和な世界の実現」を目指し活動しています。特に科学に基づく政策形成や国際連携の強化に努めており、その一環として「BLUE ECONOMY WEEK」が位置づけられています。

参加を呼びかける



イベントへの参加は、海洋環境についての理解を深め、自らの生活やビジネスにも活かされるアイディアを得る良い機会です。海と人間、そして社会の関係を再考する機会として、皆さんのお越しをお待ちしております。

開催概要


  • - 期間:2024年6月2日(月)~6月8日(日)
  • - 会場:大阪・関西万博 夢洲博覧会会場(BLUE OCEAN DOME)
  • - 詳細公式Youtubeチャンネル

これを機に、私たちの海洋環境を守るために何ができるか、一緒に考えてみましょう。


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