サポートベルトで飛行機旅行がもっと快適に
日本航空(JAL)と医療用品メーカーのダイヤ工業が共同で開発した新しい座位補助ベルトが、航空旅行の時間をより快適にしてくれます。この画期的なアイテムは、座位保持が困難な方や補助が必要なお客様向けに設計されています。
サポートベルトの特徴
座位補助ベルトは、JALの航空機内で、座席のシートベルトと一緒に使用することで、体幹を支え、座位姿勢を保つ支援を行います。現在、JALでは「ベストタイプ」と「ベルトタイプ」の2種類を導入しており、それぞれ体の状態に応じて最適な方法で利用できます。
ベストタイプ
ベストタイプは、まるで上着のように着用するスタイルで、胸側のバックルを締めた後、座席の後部でベルトを交差させて固定します。これにより、腕を通すことが難しい方でも片方ずつ装着が可能です。従来の製品に比べ、広い面積で背もたれに固定できるため、安心感を持った姿勢が維持できます。
ベルトタイプ
一方、ベルトタイプは一本の帯状になっており、面ファスナーで簡単に装着することができます。脚や腹部、胸部など、必要な部位をしっかりと固定し、使用者の姿勢を安定させます。
具体的な導入実績
現在、JALは232機の航空機を保有しており、国内外の多くの路線でこのサポートベルトを利用することが可能です。導入されたのは、各55製品ずつのベストタイプとベルトタイプ、合計110製品です。これにより、より多くのお客様に快適な空の旅が提供できるようになります。
JALとダイヤ工業のコメント
JALの担当者は、「お客様の声をもとに新しい製品を開発していただき、上体を広い面積で固定できる設計が施されています。今後、このベルトが多くのお客様のお役に立つことを期待しています」と述べています。
また、ダイヤ工業の担当者は、「全てのお客さまに安心で快適な旅を提供できる製品を作ることに尽力しました。今後もさまざまな現場で、補助が必要な方々のために製品開発を続けていくつもりです」とコメントしています。
お問い合わせ
このサポートベルトに関する詳細情報や具体的な導入状況については、JALやダイヤ工業の公式サイトを通じて確認できます。航空旅行をより快適にするために、この製品の活躍にご期待ください。
日本航空とダイヤ工業の新たな取り組みは、旅行をより安心・快適なものにする一歩となります。