「ドルトンX学園」開校
2025-12-10 14:51:54

岩手県一関市に日本初の地域拠点滞在型の学びの場「ドルトンX学園高等学校」が開校

ドルトンX学園高等学校の概要



2027年4月、岩手県一関市に新しい学びの形を提案する「ドルトンX学園高等学校」が開校します。これは、河合塾グループが設立する日本初の「地域拠点滞在×通信制」のハイブリッドな学びの場であり、地域と連携した探究学習とオンライン教育を併せ持つ新しい形の高校です。

新たな教育のスタイル



ドルトンX学園は、探究学習を重視しており、これまでの教育とは一線を画すアプローチを採用しています。発信の舞台として岩手県一関市を選んだ背景には、地域に根ざした課題や魅力的なテーマが多く存在することがあります。例えば、東日本大震災からの復興や地熱発電など、手付かずのテーマも多く、そこに新しい知識や技術を持ち込むことで、実践的な学びにつなげることができます。

本校は、米国のミネルバ大学の教育モデルを参考にし、地域での学びとオンライン教育を組み合わせて、質の高い教育を提供します。高校2年次には、国内外の地域拠点での滞在を通じて、実践的な探究活動を行い、午前中はオンライン授業、午後はフィールドワークといった形で五感をフルに活用した学びが実現します。

期待される学生像



ドルトンX学園が求めるのは、「好奇心モンスター」と称される生徒たちです。探究や協働に興味を持ち、自らの足で新しい発見を追い求める姿勢を持った学生たちが集まることを目指しています。これにより、3年間の学びを通じて、地域や世界に新しい価値観をもたらす人材を育成します。

地域との連携



ドルトンX学園は、地域社会との密接な連携を重視しています。岩手県一関市だけでなく、NTT東日本株式会社など多様なパートナーと協力しながら、地域の課題に取り組むプログラムを展開します。特にNTT東日本が運営する研修センターでの実習など、実践を通じた学びが重要な要素となります。生徒たちは、最新の先端技術について学ぶ機会も得ることができます。

開校に向けた取り組み



今後のスケジュールとして、2025年12月には学校のウェブサイトが公開され、イベントや説明会が順次行われます。また、2026年には岩手県私立学校審議会での認可審議が予定されており、2027年4月の開校に向けて準備が進められています。

「ドルトンX学園」の「X」は、新たな学びのフィールドを表し、学生たちが無限に成長していく可能性を意味しています。教育の未来を見据えた新たな挑戦として、河合塾グループは自らの哲学を反映させた学校を提供していくことを目指します。若き探究者たちにとって、社会や世界とつながる大きなチャンスを拓く場となることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 河合塾 探究学習 ドルトンX学園

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。