エルライン、仮設屋根「PROTECT IT」の急成長
東京都品川区に本社を置く株式会社エルラインが、子会社の株式会社MONZON JAPANを通じて販売しているアルミニウム製モジュール式仮設屋根「PROTECT IT™」の受注高が前年同期比で約146倍に急増しました。この急成長の背景には、近年の極端気象が建設業界に与える影響があると言われています。
PROTECT IT™とは?
PROTECT ITは、スウェーデンのモンゾン社が開発した新しいタイプの仮設屋根です。エルラインは日本、韓国、フィリピンにおける独占販売権を保有し、2020年から導入しています。この製品は歴史的建物の改修やエネルギー関連施設の施工に使用されており、多くの実績があります。
特に、この製品の受注高が2025年の第一半期で前年同期比約14,500%増となるなど、需要が急増しています。このような成長は、気候変動に伴う大雨や強風など悪天候に対する備えを業界が求めている証とも受け取れます。
気候変動がもたらす新たな課題
日本気象庁と文部科学省が発表した「日本の気候変動2025」によれば、ここ10年間で強い降雨の頻度が約倍増しています。特に、1時間あたりの降水量が80mmを超えるような異常気象が増加し、建設作業はこれらの影響を直接受けています。
こうした気象リスクにさらされる中、工期の遅延や資材価格の高騰、さらには慢性的な人手不足が問題となっており、建設業界にとって大きな経営課題となっています。そこで、PROTECT ITなどの仮設屋根が有効な解決策となっています。
PROTECT ITの優位性
PROTECT ITは、様々な日本の規格に対応した軽量で丈夫な構造を持っています。最大スパン49メートルをカバーし、組立・解体が簡単に行えるため、工期短縮やコスト削減が実現可能です。特に、現場環境によっては鉄骨の仮設屋根が設置困難な場合でも、この製品は人力での施工も計画的に行えるため、大変評価されています。
最近では大手総合建設会社がこの製品を導入し、鉄骨製仮設屋根に比べて納期が大幅に短縮されたという成果も報告されています。発注から納品まで3ヶ月、施工は1ヶ月と、急速な対応が可能であることが強調されています。
まとめ
エルラインは、このように急成長を続けるPROTECT ITを通じて、気候変動がもたらす建設業界の課題解決に努めています。新たな時代の仮設屋根としての有用性が評価されるPROTECT ITの今後に、ぜひ注目していきたいところです。
PROTECT ITの詳細や導入事例については、こちらの
公式サイトもぜひご覧ください。