Vponが新たに始める訪日外国人向け広告「インバウンドpDOOH」
クアラルンプールを拠点にするVpon JAPAN株式会社は、訪日外国人を対象とした新しい広告ソリューション「インバウンドpDOOH(Programmatic Digital Out-Of-Home)」を発表しました。これは、従来のモバイル特化型広告と組み合わせて、デジタル屋外広告をプログラマティックに配信することを実現したものです。これにより、外国人旅行者への広告リーチを「空港」や「街ナカ」という重要な場所へ大きく拡大します。
1. 訪日外国人に特化したサービス
「インバウンドpDOOH」は、訪日中の外国人旅行者に向けて設計された広告配信サービスです。具体的には、国際空港や多くの観光客が集まる都市部のデジタルサイネージを利用し、ターゲットとなるエリアに向けて効率良く広告を届けます。これにより、旅行者が日本を訪れている最中に影響を与えることができます。
2. 空港は重要な広告タッチポイント
空港は訪日外国人にとって必ず接触する場であり、重要な広告媒体です。「インバウンドpDOOH」では、国際線の到着・出発フロアに設置されたデジタルスクリーンに配信が行われ、訪日直後や帰国前といったタイミングで高い興味を持つ旅行者へと広告を届けることが可能です。これにより、旅行者の意識が高まっている瞬間を狙った販促が実現します。
3. モバイル広告との一貫した体験
Vponが得意とするモバイル広告との統合により、「インバウンドpDOOH」は、空港や街ナカでの認知作りから、モバイル上での情報提供やアクションの喚起まで、一貫したブランド体験を提供します。このクリエイティブな配信方法は、訪日外国人の記憶に深く定着し、ブランド認知の向上を図ります。
4. フレキシブルな広告配信
従来の屋外広告は、出稿期間や予算の制約がありましたが、「インバウンドpDOOH」は需要側プラットフォーム(DSP)を使用して、以下の柔軟な運用を実現します:
- - 予算に応じた出稿の調整
- - 配信エリアや時間帯の細かい設定
- - モバイル広告と同様の運用設計
これにより、企業はコスト効果を最大限に引き出すことが可能です。
5. 主要都市での拡張
空港のみならず、全国の主要都市で設置されたデジタルスクリーンへの配信にも対応しています。訪日外国人が集まるエリアに焦点を当て、モバイル広告との統合によって、都市滞在中の認知拡大やその後の思い出形成を強力に支援します。
Vponのさらなる展望
Vponは、訪日外国人の行動データを分析し、広告テクノロジーを駆使して、観光業や小売業、地方自治体、ブランド企業に向けて実用的なインバウンドマーケティングソリューションを提供し続けます。200以上の自治体や企業と連携し、「日本の魅力で世界を元気に!」というミッションのもと活動しています。Vponが目指すのは、クールジャパン市場の50兆円創出です。
会社概要
- - 社名: Vpon JAPAN株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目15-7 AMBRE6F
- - 代表者: 篠原 好孝
- - 設立: 2014年6月
- - Webサイト: Vpon公式サイト
このように、Vponは新たな広告手法を通じて、日本の魅力を訪日外国人に広めることに力を入れています。今後の展開に大いに期待が持たれます。