新たな病理診断ワークフロー
2026-03-23 10:26:36
浜松ホトニクスとサクラファインテックの業務提携で病理診断を支える新たなワークフローを実現
浜松ホトニクスとサクラファインテックの業務提携
病理診断の未来が変わる。浜松ホトニクス株式会社とサクラファインテックグループが、新たな業務提携を締結し、病理診断におけるシームレスなワークフローを実現することを発表しました。この取り組みは病理標本の作製からデジタル画像の取得までを、安定した品質で支えるものです。
取り組み背景
近年、病理診断の現場ではデジタルパソロジーの導入が進んでおり、その一方で、効率的なワークフローを構築することが急務とされています。これまで両社は、日本国内においても病理分野での連携を強化してきました。今回の業務提携は、病理標本作製とデジタル画像取得の両工程を一体化することで、迅速な診断が可能になると信じられています。
提携の内容
具体的には、両社は以下の取り組みを通じて病理診断の効率化に向けて舵を切ります:
1. ワークフローの連携
病理標本作製からデジタル画像化までの一連の工程を連携させることにより、再作業や遅延のリスクを軽減します。
2. 顧客支援
病理検査室において最も効果的なワークフローを設計できるよう、両社が共同で顧客様の支援を行います。
3. 教育コンテンツの提供
スキャンに適した病理標本作製や高品質なスライド全体像(WSI)の取得に関する教育コンテンツや情報リソースを兼ねて提供し、質の高い診断環境づくりに寄与します。
このように、病理診断に関わるすべての人々が、より安全で安心して作業に挑める環境を作り出すことを目指します。
グローバル展開の期待
本業務提携による取り組みは、単なる日本国内の問題にとどまらず、グローバル規模での展開を目指しています。これにより、病理診断の迅速化が世界中で推進され、より多くの患者が必要なケアを迅速に受けられるようになることが期待されています。
この提携に関する詳細は、米国テキサス州で開催されている「USCAP 2026」においても紹介されています。国際的な舞台での発表を通じて、両社のビジョンと取り組みが広く知られることを希望しています。
会社概要
サクラファインテックグループ
病理分野において最高品質のイノベーションを提供し、患者様と医療提供者の要望に応えることを使命とするグローバル企業です。サクラファインテックジャパンをはじめとするグループ会社が協力し、150ヵ国以上で事業を展開しています。
浜松ホトニクス株式会社
光技術を活用したデバイスとシステムを幅広く開発・製造しており、特に病理向けには20年以上の実績があります。バーチャルスライドスキャナの「NanoZoomer®」は、病理分野において重要な役割を果たしています。
未来への展望
この業務提携を通じて、両社は医療現場における革命的な変化をもたらし、より良い医療を実現するための基盤を築いていくことでしょう。病理診断のスタンダードを一新するこの取り組みが、どう展開されていくのか、今後の動向に注目です。