関西高校での出前授業
2026-02-08 09:30:14

岡山大学生による関西高校での生成AI活用出前授業の実施

2026年1月29日、国立大学法人岡山大学のデータサイエンス部(DS部)に所属する学生たちが、関西高等学校で生成AIを用いた英語スピーチの出前授業を行いました。このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が進める「EDGE-PRIME Initiative」の一環として実施されており、これにより岡山大学と地域高校が協力して先端技術を活用した教育の場を提供しています。この授業は、岡山大学が関与するプロジェクトの中で3回目の実施です。

授業当日、岡山大学のDS部の学生が講師として登壇し、高校生たちが英語で自分の考えをスピーチとして発表できるようにサポートしました。授業の流れには、「自己理解」「未来志向」「課題発見」「価値観」といったテーマが設定され、グループワークを通じて生徒たちは自身の考えを深めていきます。生成AIはアイデア整理や表現方法の検討に活用され、限られた時間内でスピーチを完成させるための有効な学習ツールとなりました。

DS部の学生たちは、各グループの活動を見守りながら、生徒一人ひとりの意見を尊重し、英語での表現方法やスピーチの構成について指導を行いました。この授業の特徴は、生成AIを単なる「答えを出すためのツール」として使うのではなく、「考えを深め、表現を磨くための補助ツール」として活用することにあります。この姿勢は、英語学習に対して新たな視点を提供しました。

参加した生徒たちからは、「生成AIを使用することで英語に対する不安が軽減され、挑戦しやすくなった」「自分の意見を英語で伝えることの楽しさを実感した」という感想が多く寄せられ、彼らの主体的な姿勢が印象的でした。

講師を勤めたDS部の朝倉愛莉さんは、「難しいテーマであったものの、生成AIを使って自分の考えを整理し、英語で発表したことが大きな成功だと感じています。英語を使う機会が限られている中、実際に使用することで広がる世界観を共感してもらえたのではないかと思います」と授業を振り返りました。

この「EDGE-PRIME Initiative」では今後も、地域の高校との連携を強化し、生成AIなどの先端技術を活用した実践的な学びの機会を提供する予定です。岡山大学の取り組みを通じて、大学生と高校生が共に成長し学びあう機会が広がることを期待しています。

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会の実現と共育共創の推進に貢献しています。今後の活動からも目が離せません。


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