TCICミートアップ
2025-03-12 15:43:41

新しいアイデアが集結!東京で開催されたTCIC Ideation Program 2024ミートアップ

東京でのIPビジネスセッション「TCIC Ideation Program 2024」



2025年2月10日、東京・虎ノ門のCIC Tokyoで開催された「TCIC Ideation Program 2024」ミートアップ。これは、アニメ、ゲーム、VRなどの領域においてIPアイデアのビジネス構築を支援するプログラムの一環であり、多くのスタートアップやクリエイターたちの新しいアイデアが集まりました。主催は東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)で、今回が2024年度の活動の集大成となる重要なイベントです。

プログラムの目的は、オリジナルIP(知的財産)を開発・所有することでビジネスの成長を図ること。特に、コンテンツIPの商業化に向けて、多様なアイデアが求められています。参加者と登壇者の交流を促進し、ビジネスのヒントを得る場となりました。

イベントの構成と参加者の熱気



当日は、幅広い業種の人々が参加し、会場はあっという間にほぼ満席に。大手コンテンツプロバイダー、テレビ局、映像配信会社、ゲームパブリッシャー、金融機関など、さまざまな業種からの参加者が登場者の話に耳を傾け、熱心に交流している姿が印象的でした。登壇者は、プログラムを通じてピックアップされた9つのアイデアを持つ企業や個人で、それぞれの独創的なビジョンを披露しました。

ピッチ内容のハイライト



以下は、登壇した各者のピッチの概要です。

1. XRアトラクションの展開(小林 大河氏/日本XRセンター)

2024年11月、東京の「東京ドームシティ」に常設のマルチプレイヤーアトラクションをオープン予定。既存アニメとのコラボも視野に入れ、多店舗展開を目指す意気込みを語りました。

2. 実写作品企画『TOKUSATSU』(舞原 賢三氏/個人事業主)

特撮ヒーローのショートドラマをAIで量産し、オリジナルキャラクターをIP化する構想を発表。独自性のあるコンテンツで収益を最大化する戦略について触れました。

3. イラストシリーズ『世界のおじちゃん』(織田 博子氏/創業準備中)

自身の旅行体験を基にした作品を通じて、異文化理解を促すコンテンツの重要性を訴えました。

4. 縦型ショートアニメ『Pocket ANIME』(和田 亮一氏/株式会社TOKYO EPIC)

ショートアニメに特化したプラットフォームを開発し、AIを活用して制作の簡略化を図る意義を強調しました。

5. 百虞夜行(みかん氏/個人事業主)

「おそれ」を可視化するキャラクターを使い、SNSや体験型ワークショップを通じて新しいエンターテインメントを創造していくプランを発表。

6. 親子で学べるキッズコンテンツ(ぽぴぽぴ出版/創業準備中)

教育的要素を持つコンテンツを提供することで、YouTube視聴の罪悪感を解消することを目指しました。

7. コスモっ子(安藤 伸幸氏/個人事業主)

幻想的なキャラクターを基にしたコンテンツの展開を計画し、AI技術を活用した新しいプロジェクトにも挑戦する意欲が見られました。

8. お笑い×多様性漫才大会D-1グランプリ(マヌー 島岡氏/チーム フランポネ)

多様性をテーマにした漫才大会を通じて、社会課題の解決を目指す活動を発表。

9. CultureHouse(渡部 恭己氏/フツララ合同会社)

複合的なメディア展開を見据えたゲーム開発のアイデアを共有し、斬新な体験の提供を約束しました。

まとめ



TCIC Ideation Program 2024のミートアップは、クリエイティブなビジョンや独特なアイデアが集まり、日本のコンテンツ産業の未来を担う新たな可能性に溢れた一日となりました。これからの展開に期待しつつ、次回のプログラムにも注目が集まります。参加希望者は、TCICの公式サイトをチェックし、さらなる情報を得ることをおすすめします。


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