全国高専生の挑戦
2026-02-27 09:00:33

全国高専生が未来の防災技術に挑戦!「みちびき」ハッカソン開催の成果

全国高専生が未来の防災ソリューションに挑む



2026年1月25日(日)、新潟県の株式会社KOIYALによって行われた「みちびき災危通報ハッカソン」の最終発表会は、全国の高等専門学校(高専)から集まった学生たちによるアイデアが形となる瞬間でした。このプロジェクトは、準天頂衛星システムである「みちびき」の災害管理通報サービスを活用し、高専生たちが防災ソリューションを創出する挑戦です。

背景とテーマの進化


「みちびき」を用いた教育プログラムは2020年から始まりました。この取り組みは、アイデアソンや教材開発を通じて高専生の創造性を促進してきました。しかし、今年度は一歩進んで、実際のプロトタイプを開発する「ハッカソン」形式に挑戦しました。その結果、沖縄、豊田、長岡の3校からかけがえのない9名の学生が参加。彼らは数ヶ月間の開発期間を経て、衛星データを利用した防災技術を形にしました。

ハッカソンの詳細


「みちびき災危通報ハッカソン」は、2025年12月9日から18日にかけてオンラインプログラムが行われ、最終的な発表会は新潟のX-NIHONBASHI BASEで行われました。参加者は、沖縄、長岡、豊田の3高専から集まった計9名の学生で、チームで協力しながらプロダクト開発に取り組みました。

プログラム内容には、衛星データの受信や地理情報の可視化、プレゼンテーション能力向上のための講義などが盛り込まれました。学生たちは、実践的な技術を学びながらチームでの開発に挑みました。

各チームの取り組み


参加した学生たちはそれぞれ独自の防災プロダクトを開発しました。たとえば、沖縄工業高等専門学校のチームは、緊急時にボタン一つでSOSを発信できるデバイス「SatOS」を制作しました。また、豊田工業高等専門学校チームは、地震後の火災を防ぐために、みちびき受信機を搭載した電源タップ「MICHIBIKI GUARDIAN TAP」を開発。さらに、長岡工業高等専門学校のチームは、日常生活に寄り添った緊急情報を届ける「Hair日和」を発表しました。これらのプロダクトは、地上の通信が途絶えても衛星経由で情報を伝える特性を最大限に活かしています。

参加者の声と満足度


ハッカソン終了後のアンケートでは、参加した学生たちから非常に好意的な反応が寄せられ、教育的価値が確認されました。総合満足度は4.44(5点満点中)、友人に勧めたいという意向も8.22(10点満点中)と高い評価を受けています。学生たちの宇宙技術への興味は、参加前と比べて4.67と大幅に向上したとのことです。

特に、「実践的なスキルを習得できた」、「他校との交流が刺激になった」といった感想が多く、彼らはこのプロジェクトを通じて成長したと実感しています。

未来を見据えて


このハッカソンは、正確な位置情報を活用し、安全な未来のための技術を社会実装できる次世代エンジニアの育成に貢献しました。高専生が「みちびき」や宇宙産業に興味を持つことで、将来的な人材の確保に繋がることが期待されています。これからもKOIYALは、全国の高専に向けてアイデアソンを展開し、次世代を担う人材の育成に努めていく予定です。出張授業も行っているので、興味のある高校生たちはぜひ参加してみてください。

本件に関するお問い合わせ先も準備されていますので、詳細は株式会社KOIYALの公式ウェブサイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 防災技術 高専生 みちびき

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。