新アパートメントホテル『Sumu』の新たな挑戦
ADDReC株式会社が手がける新たなアパートメントホテルブランド『Sumu powered by Airbnb Partners』が、台東区に第1号店を2026年秋にオープン予定です。このホテルは、国際的にも注目される文化発信地としての役割を果たすことを目指しています。
文化と共生する宿泊施設
『Sumu』の最大の特徴は、ただ泊まるだけの上質な宿泊体験にとどまらず、地元の文化やアートと共に生活することを提案する点です。具体的には、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)やカソク株式会社との協業を通じて、書籍やアート、家電など、地域の特色に合わせたコンテンツを提供します。
特に、浅草・寿エリアは下町らしい情緒が残るスポットであり、その土地ならではの文化を体験できる「ブックラウンジ」が設置されます。ここでは、地域の魅力を反映した品ぞろえが整えられ、観光ガイドのような役割を果たすことが期待されています。CCCとのコラボレーションによって、宿泊客は本を通じて地元の文化を知り、旅人同士の交流も楽しめる空間が生まれます。
新たな宿泊体験の創出
『Sumu』は、ADDReCがブランディングおよび空間プロデュースを行い、カソクがホテルオペレーションを担当することで、従来のホテルとは異なる新しいコンセプトの宿泊施設を実現します。この新しい形態では、滞在中に生活するように街に溶け込み、地元の人々とのつながりを感じることができるでしょう。
『Sumu』のブランドコンセプトである「観光だけでは、出会えない物語がある。」は、宿泊者が地域の歴史や文化に深く触れ、他では味わえない体験を通じて新たな物語を紡ぐことを意図しています。特に、Airbnbが提唱する「ホームシェアリング」の考え方を背景にしたこのプロジェクトでは、居住地のように泊まることができる特別な空間が待っています。
未来に向けたビジョン
ADDReCは、各分野の専門家と協力し、この新しい宿泊施設を通じて地域社会との持続可能な共生モデルを築くことを目指しています。『Sumu powered by Airbnb Partners』は、旅と暮らしを融合させた新しいスタイルの提供を目指しており、訪れるすべての人にとって心豊かな体験となることでしょう。
第1号店の概要
- - 名称:(仮称)台東区寿三丁目計画
- - 所在地:東京都台東区
- - 構造:地上10階建て、17室
- - 着工:2025年5月
- - オープン予定:2026年秋
新たな挑戦を続ける『Sumu』が、訪れる人々にどのような新たな体験を提供するのか、今から楽しみです。