ゲームがつなぐ心
2025-03-14 14:36:57

芝国際中学校で特別授業!ゲームがつなぐ心の絆とは

芝国際中学校で行われた特別授業



2025年3月13日、東京都港区にある芝国際中学校で、ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』を題材にした特別授業が開催されました。世界的に人気を博しているこのゲームは、争いのないコミュニケーションを促進することを目的に作られており、この授業でもその理念を伝えました。

特別授業は、同校の2年生を対象に行われ、講師にはそのゲームを手がけたブランド・マーケティング・アソシエイトの藤原未歩さんと木全小春さんが招かれました。授業は、午前9時から11時までの2時間にわたり、生徒たちが積極的に参加して行われました。

『Sky』のゲームシステムとデザイン



授業の前半では、『Sky』のユニークなゲームシステムやデザインについての解説が行われました。このゲームは、言葉を使わずにプレイヤー同士が感情を伝え合うエモートシステムを特徴としており、どのようにして見知らぬ間でも安心して交流できるようにデザインされているのかが説明されました。生徒たちは、ゲームが単なる娯楽を超えて、人々の心をつなぐアートであることを実感し、大いに興味を持って授業に参加しました。

エモート作成のワークショップ



後半のワークショップでは、生徒たちはグループに分かれ、新たなエモートのアイデアを考案しました。初対面の相手と気持ちを伝えるためのジェスチャーや、感情表現をより豊かにするためには何が大切かを話し合いました。実際にゲーム内で使われているエモートを参考にしながら、自分たちだけのアイデアを形にしていく過程に、生徒たちは創造力を存分に発揮しました。

最後には、各グループが考案したエモートを発表し、意見を交換する時間を持ちました。この活動を通じて、生徒たちは自らの考えを形にする楽しさや、ゲームが持つ感情を伝える力を体感することができました。

ゲームが与える影響



授業を通して、生徒たちはゲームの仕組みを学ぶだけでなく、優しさと思いやりのあるデザインがどのようにプレイヤーの行動に影響を与えるのかを実感しました。また、「ゲームを通して世界をつなぐ架け橋になりたい」とするTGCのメッセージが強く響いた瞬間でもありました。

講師からの感想



藤原さんと木全さんは、「生徒の皆さんが楽しんで参加してくれたことで、私たちも授業を進めるのが楽しくなり、意義のある時間になりました」とコメントしました。特に、初めて中学生に対して授業を行った際は不安もあったものの、生徒たちからのポジティブな反応がその不安を払拭し、充実した内容を提供できたことに感謝しています。

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』について



『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、iOS・Android・Nintendo Switch・PlayStation・Steamで大人気のソーシャルアドベンチャーゲームです。感情を共有し、他者とのつながりを感じることができるゲーム体験を提供。リリース以降、世界中でのダウンロード数は2億6千万を超え、2022年には日本ゲーム大賞を受賞しました。今後もさらなるアップデートが行われ、多くの人々に支持され続けることでしょう。

まとめ



特別授業は、生徒たちにとってゲームを通じての新たな学びがあり、優しさや思いやりを育む重要性を実感できた時間となりました。今後もこのような取り組みが続けば、若い世代がゲームを通して心のつながりを深める素晴らしい機会となることでしょう。


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