双日、デジタル変革の先駆者として「DX銘柄2026」に選出
双日株式会社が、経済産業省と東京証券取引所の共同選定による「DX銘柄2026」に選ばれました。これは、同社がデジタル技術を駆使してビジネスモデルを革新し、新たな成長と競争力の強化に取り組んでいるためです。この受賞は2023年度および2025年度に続いて3度目となります。
DX取り組みの重要性
双日は、マーケットニーズや社会的な課題に応えるため、持続的な企業価値の向上に向けてデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを必要不可欠と位置付けています。2021年度に始まった中期経営計画2023の一環として、デジタル変革に対する積極的なアプローチを開始しました。
現在進行中の中期経営計画2026(2024~2026年度)では、「双日らしい成長ストーリーの実現」のために、経営戦略として「Digital-in-All」を掲げ、データとAI等のデジタル技術を活用した事業や業務の改善に力を入れています。
AIを活用したDX推進
今回の選定は、現場主体のデジタルトランスフォーメーションが着実に進展していることが評価された結果です。具体的には、強固なDX推進体制を構築し、AIの利活用を前提とした各種施策に取り組んでいる点が光ります。
具体的な取組み例
中古車流通プラットフォームの構築: AI画像解析技術を利用して、中古車の流通を効率化するためのプラットフォームを開発しました。
商社トレードビジネスの高度化: 生成AI(Graph-RAG)を活用し、取引の質を向上させるための施策を行っています。
農家向けアプリの開発: タイでの農業分野において、データ解析を通じたプラットフォーム構築に努めています。
国内本マグロ養殖事業の高度化: 最新のAI技術を導入し、養殖業の効率化と品質向上を図っています。
デジタル人材育成とセキュリティ強化
さらに、全社的なAIガバナンス体制を確立し、独自のAIチャットシステムや組織別RAG(リアルタイムアシスタントガイド)の実装を推進しています。また、現場の課題解決に向けた「デジタル人材育成体系2.0」の刷新も行われ、全従業員がデジタルスキルを向上させることができる環境を整えています。グループ全体では、サイバーセキュリティ対策をさらに強化し、安全なデジタル環境を作り出すことに注力しています。
今後の展望
双日は、多様なビジネス基盤にデジタルとAIの力を融合し、既存事業の価値向上と新たなデジタルビジネスの創出を進めていく考えです。企業価値向上のため、ますますデジタル技術への投資と取り組みは重要になってきます。これからの双日がどのような成長を見せるのか、引き続き注目していきたいと思います。
まとめ
「DX銘柄2026」に選定された双日は、このたびの評価を受けてさらに多くの挑戦を続けるでしょう。デジタル変革を戦略的に進めるその姿勢は、他企業にとっても多くの学びとなるはずです。今後の二ーズに応じた企業活動に期待が高まります。