最近、株式会社SOYOKAZEは60代から70代の男女を対象にした「人生100年時代におけるシニアの生活意識に関する調査」を実施しました。この調査では、多くのシニアが現在の生活において感じる生きがいの度合いや将来に対する不安、新たな挑戦についての意識が明らかになりました。
調査によれば、60代から70代の約3人に1人が「生きがいを感じていない」と回答しています。具体的には、現在生きがいを感じているとした人は67.8%、一方で感じていないとした人は32.2%とされています。この結果は、シニア世代が直面する課題を浮き彫りにしています。
生きがいを感じていると回答した60代・70代に対して、どのようにその生きがいを感じているのかを探ったところ、趣味や娯楽が63.1%、家族との触れ合いが61.3%という結果が得られました。これにより、多くが趣味活動や家族との関係を通じて充実感を得ていることが分かります。また、健康づくりや運動も生きがいの要因として36.4%が挙げています。
一方、生きがいを感じない理由としては、「生活費に余裕がないため」が46.7%と最多でした。次いで「体力や健康に自信がないため」が41.1%、続いて「打ち込めるものが見つからないため」が33.6%と続き、経済面の不安や健康状態が生きがいに大きな影響を与えていることが明らかになりました。
さらに、今後の生活で最も気がかりなこととしてダントツで挙げられたのは「健康状態の悪化」で、43.1%がこの点を不安視しています。こうした健康に関する懸念は、シニア世代にとって重要なテーマであることを改めて示す結果となりました。老後の資金不足を不安視している人は22.9%に過ぎず、いかに健康が生活の質に影響を与えるかが強調されています。
今後新たに挑戦したいことについては、「特にない」という回答が43.1%と最も多くなりました。しかし、具体的な項目として「旅行」が30.7%、次いで「運動・フィットネス」が21.4%となっており、行動を起こしたいと考えている人も一定数いることが分かります。このことは、やはり新しい経験を求める声がある一方で、挑戦に対する意欲が薄れている面もあると言えるでしょう。
また、調査対象者の約6割が「新しいコミュニティに参加することが、これからの生活の充実に有効だ」と考えていることが明らかになりました。この意見は、シニアが社会との繋がりを持つことが非常に重要であることを示唆しています。新しい人との出会いやコミュニティ活動が、生活に活力を与える可能性があると捉えています。新たなコミュニティでの活動は、言わば生きがいを生み出す起点ともなりうるのです。
株式会社SOYOKAZEは、こうしたニーズに応えるために、大人の習い事スタジオ「MarcheRu(マルシェル)」を運営しています。ここでは、60歳以上を対象に、健康づくりや趣味を通じた学びの場を提供し、新しい仲間との出会いも支援しています。地域での活動を通じて、シニア世代が自分らしく輝ける場を増やす努力がなされています。新しい挑戦への一歩を踏み出す手助けとなるでしょう。
今回の調査を通じて、シニアたちの生きがいや不安についての理解が深まっただけではなく、コミュニティ参加や新たな挑戦の重要性が再認識されました。年齢を重ねても、充実した生活を送るためにはどのような環境づくりが必要なのか、社会全体で考えていくべき課題です。