アニメ制作の未来
2025-10-31 18:52:45

アニメ制作の未来を語る!100studioトークイベントレポート

アニメ制作の未来を語る!100studioトークイベントレポート



2025年10月30日(木)、デジタルアニメーションスタジオ「100studio」によるトークイベントが開催されました。タイトルは「アニメを作る人たちの、これからのアニメ制作の話」。この日は、アニメ監督の渡邉徹明氏と映像作家のぽぷりか氏がスペシャルゲストとして登場し、アニメ制作に関するさまざまな視点を共有しました。会場は東京都新宿区に位置する株式会社HIKEの本社で、対面参加者は満席となり、オンラインでも70名以上が参加したことから、イベントへの関心の高さが伺えました。

注目の登壇者たち



本イベントでは、映像業界で活躍する二人のクリエイターが集結しました。渡邉氏は、Production I.G出身で、数多くの作品に関わり、最近ではTVアニメ「ブルーロック」で監督を務めるなど、その存在感を増しています。一方のぽぷりか氏は、映像制作チームHurray!の代表で、独自の3DCG表現による作品を多数手掛けてきました。彼の最新の作品である劇場アニメーション『数分間のエールを』も公開を控えています。イベントを MCとして進行した杉本穂高氏は、映画ライターとしての豊富な経験を活かし、参加者と登壇者との架け橋となりました。

アニメ制作の核心



トークは、アニメ制作の過程やコラボレーションの重要性について深い議論が繰り広げられました。ぽぷりか氏は、音楽ビデオ(MV)制作における「記憶に残る瞬間を作りたい」という思いを語り、制作者としての使命感を感じさせました。彼は、制作過程において、どのようにして映像が視聴者の記憶に残るかを考慮し、流れ作業ではなく、意図を持った創作を大切にしています。

一方、渡邉氏は、作品の魅力を観客に伝えるため、スタッフ全員が同じ目標に向かえるように努めることの大切さを強調しました。彼は、視聴者がどの瞬間に感情を動かされるかを意識し、具体的な指示を出しつつ、チーム全体の意識を統一する「船頭役」を自任しています。このような多面的なアプローチが、良いアニメーションを生み出す秘訣だと言えるでしょう。

クリエイターとしての喜び



イベント中、渡邉氏は、自身の創作した作品が観客を感動させる瞬間が何よりも嬉しいと語っていました。「誰かの心を動かすことができるのは、この仕事をしていて一番素晴らしい瞬間です」と言った言葉には、彼の熱い思いが感じられました。

ぽぷりか氏も同様に、作品が「良くなるかもしれない」と感じる瞬間を重要視しています。これは、彼が作品制作の各段階で「これが良くなる」という確信を得ることであり、クリエイターとしての成長や経験から来る喜びでもあります。

今後の展望



100studioは、今後も継続的なイベントを行い、アニメ制作に関する最新の情報を発信していく予定です。参加者や視聴者が、クリエイターとしての成長を促す場を提供し、アニメーション業界の未来を共に考える機会を増やしていくという姿勢が印象的です。公式Xアカウントをフォローすることで、最新情報を見逃すことはありません。

さいごに



100studioは、「アニメーションを通じて人の心を豊かにする」というビジョンのもと、さまざまなアニメーション映像を制作しています。「クリエイターを支えるスタジオ」として、今後も業界に新しい風を吹き込み続けるに違いありません。興味のある方は、ぜひ公式サイトやアカウントを訪れてみてください。あなたの心を動かす作品が、きっと待っています。

100studio公式サイト
100studio公式X

©HIKE Inc.


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