日韓映画市場の新たな連携
2025-05-15 10:53:11

KDDIとPlus Mが映画共同マーケティングで日韓を結ぶ新たな挑戦

KDDIとPlus Mの戦略的パートナーシップ



日韓の映画産業が新たな時代へと進み出しました。2025年5月15日、KDDIと韓国の映画配給会社Plus M Entertainmentが共同マーケティングのパートナーシップを結ぶことを発表しました。この提携により、両国の映画市場における課題を解決し、よりスムーズなコンテンツ流通を目指します。

日韓の映画市場が抱える課題


日本と韓国では、映画公開における市場特性や配給体制が異なるため、作品の公開には通常、半年から1年の遅れが生じることがあります。このため、両国の映画ファンは最新作を楽しむために長い待機期間を強いられています。そこで、KDDIとPlus Mは、日韓同時公開や両社保有作品の独占配給を推進し、時間的なギャップを解消することを目指します。

KDDIの取り組みと展望


KDDIは、映画を通じてお客様により多くの楽しみを提供するために、国内の劇場や配給会社との連携を強化しています。Pontaパス会員向けに試写会プレゼントや映画割引クーポンの特典を用意しており、さらには自社映画レーベル「KDDI Pictures」を設立して、自社制作の映画の配給も行っています。

2024年からは韓国映画の買付けも始める計画で、会員に提供する特典の充実を図っていきます。これにより、特に韓国映画に興味を持つ日本の観客に対して、より多くの選択肢を提供できる見込みです。

Plus M Entertainmentの強み


一方、Plus Mは韓国において、多様なジャンルの映画やドラマの企画や制作、配信を行っている企業です。メガボックスを母体に設立されたPlus Mは、これまでに「犯罪都市」シリーズや「ハント」など数多くのヒット作を世に送り出してきました。これらの成功作により、Plus Mは強力な劇場ラインアップを誇ります。

新しい映画体験の創出


KDDIとPlus Mの提携によって、日韓間での独占配給や名作映画のリマスター上映、リメイクの共同開発が進められることになります。これにより、時代を超えた名作が最新技術で映画館に蘇り、両国の観客に新たな感動体験を提供します。

期待の新作とサービス


2025年6月13日には、新作映画「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」の公開が予定されており、Pontaパス会員は特別価格で鑑賞できる特典があります。本作は、KDDIが進める新たな映画体験の一環であり、日韓の映画文化交流の架け橋としても重要なプロジェクトです。これにより観客は、新たな感情と共に、映画を楽しむことができます。

KDDIとPlus Mのパートナーシップは、映画市場に新たな風を吹き込むことが期待されており、今後の展開に注目です。


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