株式会社ランクアップの育児支援制度とその取り組み
株式会社ランクアップは、東京都の「こどもスマイルムーブメント」に参加し、育児を応援する企業・団体として登録されました。この取り組みは、企業、NPO、学校などが連携し、子供を大切にする社会の実現を目指しています。このような背景のもと、同社は育休・産休からの復職率100%という素晴らしい成果を上げています。
ランクアップの理念と背景
株式会社ランクアップは、オリジナルスキンケアブランド「マナラ」や学童型スクールを展開する企業です。創業者の岩崎裕美子氏は、かつて「結婚・出産とキャリアの二択を迫られる現実」を目の当たりにし、これを変えたいとの思いからこの会社を立ち上げました。従業員が育休・産休からスムーズに復帰できる環境を実現することで、働きやすい職場を作り出しています。
ランクアップでは、超効率化を通じて長時間労働を廃止し、独自の福利厚生を取り入れることで、育休・産休からの復職率を見事に100%に達成しました。また、2013年と2016年には「東京ライフ・ワーク・バランス」認定企業として表彰されるなど、働きやすい環境作りが評価されています。
ユニークな育児支援制度
1. 全額会社負担の病児シッター制度
子供が急に熱を出した場合、看病のために会社を休むことが多くなりますが、株式会社ランクアップでは約2~3万円かかる病児シッター料金を全額負担する制度を導入しました。この制度により、子育てをする社員が安心して働ける環境が整い、会社の負担も軽減されるのです。これにより、様々なライフステージでの柔軟な働き方が実現されています。
2. スーパーフレックス制度と子連れ出社制度
同社では、社員が育児に合わせた勤務時間を確保できる「スーパーフレックス制度」を導入しています。これにより、朝5時から夜10時までの時間内で自由に勤務時間を設定でき、育児と仕事を両立させることができます。また、休校や休園期間中には子供を連れて出社することができる「子連れ出社制度」も用意されています。
3. 育業体験プログラム
2021年から実施されている「育業体験」は、子育てをしている社員とそうでない社員が相互理解を深めるための取り組みです。若手社員は子育て社員と共に家事や育児を経験し、将来の育児に対するイメージを具体化しています。これにより、社内のコミュニケーションが活性化され、育児に対する理解も深まります。
4. 夏休み自由研究・冬休み書初めイベント
長期休暇中の子供の宿題を親が手伝うことは悩みの種ですが、ランクアップでは「夏休み自由研究イベント」や「冬休み書初めイベント」を開催し、社員が子供の宿題を一緒に楽しむ場を提供しています。これにより、家庭での負担軽減を実現しています。
5. 育児用品リユースマーケット
成長に伴って使わなくなった育児用品のリユースマーケットも注目の取り組みのひとつです。利用しなくなった洋服やおもちゃを必要としている社員に譲渡するイベントを開催し、大変好評を得ています。参加した社員からは「必要な育児用品を譲ってもらえて助かった」という声や、先輩からアドバイスを受ける機会を得ることで、新たな価値が生まれています。
まとめ
株式会社ランクアップの育児支援制度は、社員のライフスタイルを尊重し、よりよい社会を築くための重要な施策です。育休・産休からの復職率100%を達成した同社の取り組みは、多くの企業が見習うべきモデルとなるでしょう。東京都の「こどもスマイルムーブメント」に参加することで、さらなる社会貢献も期待されます。